ワールドシリーズ第4戦:ヤンキースがドジャースに逆転勝利、シリーズを1勝3敗に戻す
ワールドシリーズの第4戦で、ヤンキースは地元出身のアンソニー・ボルピ内野手の逆転グランドスラムで、ドジャースに勝利し、シリーズを1勝3敗に戻した。
ヤンキースは今シリーズ初勝利を挙げたが、ワールドシリーズで0勝3敗から逆転優勝するチームは過去にない。第4戦で初勝利したチームがシリーズを制した例はなく、第5戦でも開幕3連勝チームが勝っている。
ヤンキースは11得点を挙げたが、これは球団史上3度目となるポストシーズンでの2桁得点。満塁本塁打を打ったボルピは23歳184日で、WSでは年少4位の記録となった。
ボルピは満塁本塁打に加えて2盗塁も決め、ヤンキースでは公式戦も合わせて62年ぶりの快挙。複数長打と盗塁は114年ぶりの記録更新となった。
ヤンキースは1試合5盗塁を記録し、9回までの試合では32年ぶりのWS最多タイ記録。ドジャースのスミスとヤンキースのウェルズが本塁打を打ち、複数捕手の本塁打は5度目の記録となった。
ドジャースのカスペリアスはプロ初先発となったが、WSで初先発は21年ぶりの記録。