細谷の先制弾も町田のPKでドロー…柏の4試合負けなし、町田連敗ストップ
19日、三協フロンテア柏スタジアムでJ1リーグ第34節が開催され、柏レイソルとFC町田ゼルビアが対戦。試合は1-1のドローで終わった。
前節・横浜FM戦で6試合ぶりの勝利を挙げた柏レイソルは、出場停止明けのMF手塚康平が左ボランチに復帰。一方、町田ゼルビアは川崎Fに1-4で敗れ、J1リーグで初の連敗を喫した後、DFドレシェヴィッチ、MFバスケス・バイロン、FW藤尾翔太、FWオ・セフンが先発メンバーに起用された。
試合開始早々、柏が先制のチャンスを作る。前半13分、FWマテウス・サヴィオが相手DF望月ヘンリー海輝のパスをカットし、PA内へ突入。木下康介がニアサイドにシュートを放つも、GK谷晃生に防がれた。
町田も前半後半に迫力ある攻撃を仕掛ける。前半30分、相馬勇紀の右CKからオ・セフンがヘディングシュートを放つが、枠を外す。同37分には、ドレシェヴィッチのロングフィードを受けた藤尾がPA内で射連れも、GK松本健太の好セーブに阻まれた。
後半に入り、町田がまず攻勢に出るも、2分に仙頭啓矢のヘディングシュートは枠を捉えられなかった。柏が次第にチャンスを作り出し、11分には小屋松知哉が木下とのワンツーからPA内へ進入するも、細谷へのパスはカットされた。その後、小屋松が左サイドを突破し、細谷がヘディングシュートを放つも、クロスバーを越えた。
後半18分、柏が先制点を奪う。手塚の左CKをGK谷がキャッチしようとしたが、ボールをこぼし、細谷が頭で押し込み、1-0とする。
町田は同点に追いつくため、FWナ・サンホ、FW藤本一輝、FWミッチェル・デューク、FW中島裕希を投入。後半終了間際に、途中出場のFWフロートが藤本を倒し、VARの判定の後、町田にPKが与えられた。下田北斗がゴール右に決めて、後半ATに同点に追いついた。
1-1のまま、両チームとも決着ををつけられず、試合はドローで終了。柏は2試合ぶりの引き分けで4試合負けなし。町田は連敗を2で止め、3試合ぶりに勝ち点を獲得した。