上皇上皇后の90歳のお誕生日、宮内庁が発表したスケジュールに不可解な不記載が…
上皇上皇后の90歳のお誕生日には、天皇皇后両陛下をはじめ、皇族方がお祝いのご挨拶のために、仙洞御所を訪問しました。しかしながら、上皇職が発表した当日のスケジュールには、悠仁さまのお名前だけが記載されていました。
スケジュールでは、午前11時15分に天皇皇后両陛下、皇族各殿下による祝賀が行われ、午後5時40分には皇嗣同妃両殿下、悠仁親王殿下による祝賀が行われる予定でした。皇室担当記者によると、愛子さまや佳子さまも午前中に挨拶をされましたが、スケジュールでお名前が記載されているのは悠仁さまだけだったとのことです。
この件について宮内庁に質問したところ、皇族各殿下による祝賀は10月20日の午前中に挙行され、佳子内親王殿下もそちらに参列されていたことがわかりました。また、秋篠宮皇嗣同妃両殿下は福井県で開催された「第47回全国育樹祭」式典行事への御臨席のため、他の皇族殿下方による祝賀とは別に、同日夕方、祝賀のご挨拶を上皇上皇后両陛下にお受けいただくことになったとも回答しました。
さらに、悠仁親王殿下には宮内庁として、成年皇族としての祝賀へのご参列については、成年式をお済ませになってからがよろしいものと考えており、昨年同様、他の皇族殿下方による祝賀とは別に、同日夕方、祝賀のご挨拶を上皇上皇后両陛下にお受けいただくことになったことも回答されました。
一方で、静岡福祉大学名誉教授の小田部雄次さんは、「事務処理上、そうした記載になったということを主張したのでしょうが、将来の皇位継承に関して多くの議論があるなかで、あえて悠仁さまのお名前のみを記載していることで、いち行政機関でしかない宮内庁が“男系男子継承の継続を支持している”という臆測も呼びかねないと思います」と指摘しています。
また、佳子さまはお一人だけ別の時間帯にご挨拶されていたことも、秋篠宮家の現在の家族関係を象徴しているように感じると述べています。
これまで報じられてきた秋篠宮ご夫妻と佳子さまの確執について、宮内庁関係者は「9月10日のご公務でご一緒された際も、“紀子さまと佳子さまで目を合わせる場面は、ほとんどなかった”と、一部で報じられています。紀子さまは長年悠仁さまのご進学に腐心されてきましたが、佳子さまは“束縛しすぎでは”と思われているのでしょう。美智子さまも、そんな母娘関係を心配されているそうです」と明かしています。
10月20日の祝賀は、骨折して手術を受けられた美智子さまへのお見舞いという意味もあったということです。「紀子さまとしては、長年お手本としてきた美智子さまを“家族そろって”お見舞いすることで、円満であることをお見せしたいと望まれていたようです。しかし佳子さまはお母さまとの“別行動”を選ばれました。紀子さまとしては屈辱以外の何ものでもないでしょう」(宮内庁関係者)