水原希子、映画『徒花-ADABANA-』で臨床心理士に挑戦! 自分の感情をコントロールする方法を明かす

水原希子、映画『徒花-ADABANA-』で臨床心理士に挑戦! 自分の感情をコントロールする方法を明かす

水原希子は、10月18日に公開される映画『徒花-ADABANA-』で臨床心理士のまほろを演じています。この映画は、甲斐さやか監督が脚本・演出を手掛けたオリジナル作品で、ウイルスの蔓延で人口が削減し、延命措置として人間に提供される“それ”との物語です。水原希子は、この映画の中で病院で療養している主人公の新次(井浦新)をケアする臨床心理士のまほろ役を演じています。

水原希子は、甲斐さやか監督の脚本を読んだ時、人間の怖い部分が描かれていると感じたと語りました。また、延命治療をするためのクローンが存在するというお話なので、生命の価値など、いろいろなことを問いかけるような作品だとも述べました。

臨床心理士のまほろ役を演じた水原希子は、実際にセラピーを体験して臨床心理士の職業を知るために研究しました。臨床心理士は患者に対して自分自身の感情をコントロールする必要がありますが、水原希子は難しかったと語りました。患者である新次は、まほろが働く病院長の息子で、彼も医者だったこともあり、まほろの仕事を全て把握している状態です。一般的な患者と違って、ヒエラルキーがある関係性なので、まほろのもどかしい立ち位置を表現するのが難しかったと述べました。

井浦新とのセッションについて、水原希子は、井浦さんのアドバイスでプレッシャーから解放されたと語りました。井浦さんは、「まほろが感じていることを希子ちゃんが感じていたら大丈夫だから」とアドバイスし、「今自分の中にあるものを出せばそれが正解」と伝えました。水原希子は、井浦さんのアドバイスで、感情を爆発させるシーンを演じることができたと述べました。

水原希子は、近い未来に延命ができる時代になったとしたら、愛する人の死を前にしたらどうするかという問いに、「もちろん、もっと生きて欲しいって気持ちがあります」と答えました。しかし、クローンに影響を与えてまで生き延びるのは、超えてはいけない一線を越えているかもしれないとも述べました。

また、人間の平均寿命もどんどん延びていますが、近未来には何かしらの延命措置が実現しそうだと語りました。自身の感情をコントロールする方法について、水原希子は、瞑想を始めたと述べました。毎朝、モーニングルーティンとして15分瞑想をしていると語り、雑念を消す特訓をしている感じだと述べました。

瞑想を始めてから、自分の中にもう1人の自分がいて、その子の気持ちを「大丈夫だよ」と落ち着かせる感覚でいることができるようになったと語りました。自身の感情をコントロールすることで、より自分らしく生きていけるようになると述べました。