USJが小学生にLGBTQ+やDE&Iを学ぶ機会を提供 多様性を理解し未来の社会に貢献
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)は大阪市此花区の市立高見小学校で、小学4年生から6年生までの児童214人を対象に「DE&I出張授業」を開催した。授業では、LGBTQ+やDE&Iについて理解を深める内容を紹介し、クイズなどを交えながら子どもたちに多様性について学ぶ機会を提供した。
参加した児童は、「みんなが楽しく快適に過ごせる多様性に関する取り組みがもっと増えればいいなと思います」といった感想を寄せた。また、「みんなが自分らしく働けるUSJの話を聞き、私自身も一人ひとり違う特性を受け入れる人になりたいです」との感想もあった。
USJは、CSRスローガン「LOVE HAS NO LIMIT」を提唱し、多様性に関する取り組みを展開している。社内では全社横断プロジェクト「NO BORDERS」によるキャリアイベントの開催や、クルーが着用するワードローブのユニセックス化、ジェンダーフリートイレや性別問わずに誰でも使用できる更衣室の設置などを行っている。
さらに、USJは大阪府立支援学校の中学部生徒を対象とした職場体験実習の実施などを行い、多様性を社会にも広める取り組みを進めている。また、10月26・27日に大阪市内で開催された多様性を祝う「レインボーフェスタ!2024・関西レインボーパレード」に従業員と家族などが参加し、USJらしいグッズを身に着けて約3キロの道のりを練り歩いた。
パレードに参加した従業員は、「働きやすい会社作りはもちろん、今後は社内だけでなく社会に対しても、こうした活動を通じて、USJが誰にとっても居心地の良い場所であることを発信していきたい」と意気込みを語った。