目黒蓮の結婚観がファンの間で波紋:アイドルと人間の狭間

目黒蓮の結婚観がファンの間で波紋:アイドルと人間の狭間

目黒蓮の結婚観が波紋を呼ぶ

Snow Manの目黒蓮(27)が主演を務めるドラマ『海のはじまり』(フジテレビ系)が放送中である。8月中旬から約2週間、体調不良により活動休止を余儀なくされた目黒だが、その心配がやっと落ち着いた矢先、今度は彼の“結婚観”が大きな話題となっている。

9月15日に放送された『ボクらの時代』(フジテレビ系)に、ドラマのプロデューサー・村瀬健氏と主題歌を担当するback numberのボーカル・清水依与吏(40)と共に出演した目黒。番組では様々な話題が飛び交ったが、特に注目を集めたのが“理想の家族像”についての発言だった。

目黒は、自身が所属する超人気アイドルグループのファン心理について言及し、「僕を応援してくださっている人たちは結婚や恋愛をしてほしくない、と思われる方もいると思う」と前置きした上で、次のように語った。

「ただ、僕を応援してくださっている人たちは“目黒くんはずっと結婚はしてほしくない”とか“恋愛はしてほしくない”って思われる方もいると思うんですけど、でも、いうて僕も1人の人間なんで、やっぱり結婚はしたいし、家庭も持ちたいという気持ちがあるから、応援してくださる方たちは僕だけで幸せを感じててほしくない。僕は二の次で、僕以外のものだったり、人で、一番に幸せを感じていてほしくて」

この率直な“結婚への憧れ”を語った目黒の言葉は、SNS上で大きな反響を呼んだ。応援の声も多かった一方で、アイドルという仕事の性質上、受け入れることができないファンも少なくなく、批判の声も相次いだ。

「“アイドル”を応援している以上ははっきり言葉にされると辛い、言わないで欲しいと望む否定派。“1人の人間”だからと目黒さんの思いを尊重する肯定派。という具合いに賛否が真っ二つとなりました」(アイドル誌ライター)

さらに、目黒はInstagramでも“家庭への憧れ”を感じさせる投稿をしていた。それは『ボクらの時代』放送3日前の9月12日。自身がジャパンメンズブランドアンバサダーを務めるブランド・FENDIによるメイド・トゥ・オーダー『IT’S SELLERIA』で出来上がったバッグを披露。たくさんの素材や色から選んだことを説明し、次のように綴った。

《孫の代までこのバッグが愛されるようにって思いながら色や素材を選んだよ!一生大切にします》

この投稿を受けてSNSでは、称賛の声と不安の声が入り混じった。

《自分が一から選んだ自分だけのバッグが孫の代まで愛されるようにと願うめめちゃんの心がやっぱり大好きだよ》

《孫の代までっていう一言がとても素敵なんだけど、家庭を築いていく目黒蓮の世界線があることが複雑》

「今回、批判を浴びてしまった目黒さんですが、結婚願望があること自体は以前からインタビューなどで明かしています。このInstagramの投稿や『ボクらの時代』での発言も、いわば“通常運転”ではあります。

しかし、“アイドル”である目黒さんのファンから否定的な声がでるのもファン心理としてはなんらおかしいことではありません。目黒さん本人は結婚への理解を求めているようでしたが…」(前出・アイドル誌ライター)

目黒蓮の結婚観がこれほどまでに反響を呼ぶのは、彼の人気の証でもあるのかもしれない。アイドルとしての立場と個人としての願望の間で、彼がどのようにバランスを取っていくのか、今後の動向に注目が集まっている。