伊勢大夢投手、DeNA対阪神戦で力投し今季初勝利!5年連続30試合登板達成

伊勢大夢投手、DeNA対阪神戦で力投し今季初勝利!5年連続30試合登板達成

DeNA対阪神 6回表、DeNA4番手で登板し力投する伊勢

伊勢大夢投手(26)が、DeNA対阪神の試合で6回に登板し、力強いピッチングを見せた。1点リードの状況でマウンドに上がった伊勢は、阪神の代打島田を149キロの直球で遊撃飛に仕留め、近本にはフォークで一ゴロに打ち取った。さらに、中野には内角150キロの直球で見逃し三振を奪い、1回無失点で試合を締めくくった。この活躍により、伊勢は今季初勝利を挙げた。

18日の巨人戦でも、同点の8回2死一、三塁の場面で長野を空振り三振に仕留め、火消し役としての役割を果たした。その後の9回では、丸を二ゴロ、坂本と吉川を連続三振で打ち取り、試合を締めくくった。

今季は状態が上がらず、一時は実戦から約1ヶ月離れて「ミニキャンプ」を敢行。体を一から作り直し、2ヶ月半のファーム調整を経て1軍に復帰した。復帰後は直近5試合連続無失点と、ブルペンを支える存在となっている。試合後、伊勢は「状態が戻ってきて、やっと伊勢らしくなってきたかなという感じです。前半はふがいない投球が続いていたので、チームに貢献したいという思いが強かったです」と語り、力強い意気込みを示した。

この日の登板で、伊勢は入団から5年連続で30試合登板を達成。DeNAのブルペンの要として、再び輝きを取り戻しつつある。