篠田麻里子、新恋人との交際と再婚への道:その恋愛観とキャリアの軌跡

篠田麻里子、新恋人との交際と再婚への道:その恋愛観とキャリアの軌跡

篠田麻里子、新恋人との交際宣言と再婚への道

2024年6月、大阪で開催されたトークイベントに出席した元AKB48の篠田麻里子(38)が、9月3日に新恋人との交際を宣言しました。翌日には「文春オンライン」が、篠田と新恋人が娘と共に八ケ岳へ旅行したことを報じました。その後、「FLASH」は、篠田が娘を元夫に預けて新恋人と2人で京都を訪れた様子を掲載。京都旅行では、篠田が単身で「縁切り神社」として知られる安井金比羅宮を訪れ、さらに「玉のこし神社」こと今宮神社をハシゴした後、新恋人とホテルで合流したと伝えています。新恋人は篠田の長年のファンであり、「NEWSポストセブン」(9月5日配信)によれば、篠田の両親へのあいさつも済んでおり、再婚に向けて着々と進んでいると見られています。

愛情深さと甘えん坊な一面

篠田の恋愛傾向について、週刊誌の芸能担当記者は次のように語ります。「離婚騒動の際も、篠田さんと思われる人物の『まりちゃん、寂しかったんだもん』という音声が流出しました。AKB48時代はキリっとしたドSキャラで売っていましたが、卒業後、イベントで『意外と末っ子気質で、甘えたいタイプ。全然“上からマリコ”じゃないです』と明かしたこともあります。実は恋愛気質で甘えん坊なところがあるのかもしれません」。

SNS上の反応

しかし、今回の熱愛報道に対しては厳しい意見が大半を占めています。「元旦(元夫)に子ども任せて自分だけ新しい彼氏とデート?ありえない」「メンタル強すぎ」「マジ印象悪い」など、SNS上では非難の声が吹き荒れています。一方で、元夫、不倫疑惑の相手、新恋人と、お相手の男性は実業家や会社経営者ばかりで、ネット上では「金に鼻が利きすぎる」といった反応も見られました。

篠田麻里子の苦労とキャリア

篠田のこれまでを振り返ると、彼女は福岡から単身上京し、友人の部屋に居候しながらAKB劇場のカフェでスタッフとして月収4万円台の下積み時代を過ごしました。その時期を乗り越え、AKB48第1期生に遅れること1カ月半、「1.5期生」としてデビューをつかみ取り、最年長としてAKB48の活動をけん引。持ち前のハングリー精神でグループをもり立て、「神7(セブン)」と呼ばれる不動の人気メンバーに上り詰めました。AKB48では「マリコ様」として天下を取った篠田でしたが、卒業後のキャリアは順調とはいかなかった。

結婚・出産後の低迷

篠田にとっては結婚・出産というイベントも仕事のステップアップに絡めることができず、煮え切らない状況が続いていました。さらに、不倫疑惑や泥沼離婚の後、ドラマ『離婚しない男』への出演オファーは「クモの糸」のような存在でした。脚本の鈴木おさむ氏は、多くの女優を怪演女優として再ブレークに導いた「再生請負人」と呼ばれており、篠田のNGなしの体当たり演技で大いに話題となりました。しかし、篠田本人が女優として価値を上げたかどうかは微妙なところです。

AKB48時代の「敵」がいなくなった?

篠田の低迷の理由について、週刊誌の芸能担当記者は「グループを離れたことで敵がいなくなったからでは?」と分析します。「AKB48時代の篠田さんを象徴するエピソードは2012年の選抜総選挙です。すごい目力で圧をかけながら『私をつぶすつもりできてください』と後輩をあおったシーンは記憶に残っている人も多いでしょう。AKB48のようにたくさんの女の子が人気を競い合う中で、自分がトップに立つことで達成感や満足感を得るタイプなのでしょう。卒業後も秋元才加が結婚発表した際に『4月1日じゃないよね?』と失礼とも取れる祝福コメントをしたり、柏木由紀の鼻の形をやゆするように『にんにくちゃん』とSNSで呼びかけたりしたところをみると、他人にマウンティングする癖がありそうです。また、AKB48からセクシー女優に転身したやまぐちりこ(中西里菜)の結婚時のコメントにも『まわり道たくさんしたのかな』と余計なひと言を入れていました」。

再婚への期待

篠田自身もAKB48という環境が自分を一番輝かせられる場所だとわかっているのかもしれません。8月6日に行われたAKB48劇場リニューアルに向けた閉館前特別企画に、篠田は現役時代の衣装で登場。公演後にはインスタグラムにオフショットを公開し、「これからも先輩としてAKB48グループを見守って(たまに参加して?)いきたい」と活動に色気をみせました。卒業から10年以上がたったが、やはりAKB48の看板で生きていこうと思ったのかもしれません。

芸能ジャーナリストの平田昇二氏は、篠田の今後について次のように述べます。「卒業後は女優としても多くのドラマや映画、舞台に出演してきました。2017年公開の映画『ビジランテ』では、濃厚なラブシーンにも挑戦していますが、あまりインパクトを与えることはできなかった印象です。篠田さんはアイドル時代『マリコ様』として男性ファンから人気を集める一方、ビジュアルやスタイルの良さを生かしてモデルとしても活躍しており、女性ファンからも高い支持を集めていました。同性ファンが多かったことも、後にママタレとして活動するうえで追い風になりました。こうした背景もあり、ママタレやそれに付随したプロデュース業に精力を注ぐようになりましたが、離婚騒動により一気に逆風が吹いてしまいました。新恋人と再婚ということになれば、彼女をめぐる状況が少し変わってくるかもしれません」。

新恋人の登場は篠田の再起につながるのか、目が離せない展開となっています。