若手俳優・寺田心、川島なお美動物愛護賞受賞で動物愛護への情熱を誓う

若手俳優・寺田心、川島なお美動物愛護賞受賞で動物愛護への情熱を誓う

寺田心さん、第8回「川島なお美動物愛護賞」を受賞

俳優の寺田心さんが、第8回「川島なお美動物愛護賞」の授与式に出席しました。この賞は、女優・川島なお美さんの遺言による寄付を基に設立された「川島なお美動物愛護基金」の活動の一環として、イヌやネコの愛護に多大な貢献をした個人や団体を表彰するものです。

寺田さんは、元保護犬を含む5匹の犬を飼う愛犬家として知られており、老犬介護の活動にも積極的に取り組んでいます。これらの活動が評価され、「ワンダフル・パートニャーズ賞」に選ばれました。

授与式で寺田さんは、「受賞させていただいて、大変うれしく思います。僕も保護犬、保護猫の活動に興味を持っていて、老犬ホームなどさまざまな活動をさせていただいています。川島なお美さんが動物に対して持っていた思いや愛を、僕たち若い世代が引き継ぐべきだと思います」とあいさつしました。

川島さんの夫でパティシエの鎧塚俊彦さんは、「女房も喜んでいることでしょう。心くんは息子のようだなと思って生年月日を見たら、孫ですね(笑)。孫と言ってもいいような歳の方が受賞して、女房の志を引き継ぐなんて言っていただけるなんて、これほどうれしいことはございません」と、16歳の寺田さんの言葉に感激していました。

寺田さんは、将来的には獣医師と俳優の両立を目指していると語りました。「今から大学で6年ほど勉強して、獣医師になるには国家資格が必要です。今のうちに老犬ホームや動物のしつけ、トリマーなど、獣医師以外にもさまざまな形で動物と関われる仕事を考えていきたいと思っています」と意気込みを語りました。

「俳優業との両立は大変では?」との質問に対して、寺田さんは「大変だと思えば余計に大変だと思います。自分が将来的にやりたい保護活動のために必要なことだと思っているので、できれば獣医師になりたいと思っています」と決意を新たにしました。

また、現在の身長は172~173cmに達しており、鎧塚さんは自分とほとんど変わらない高さになった寺田さんを見ながら、「ずいぶん大きくなりましたもんねぇ」としみじみと語りました。寺田さんは、「身長も大きくなって、まだまだ未熟ですが、皆さんのお力を借りながら頑張っていきたいと思います」と、将来を見据えていました。

この授与式は、動物愛護の重要性を再認識し、若い世代がその志を引き継ぐことの意義を示すものとなりました。寺田さんの受賞は、彼の動物愛護への熱意と、将来的なキャリアへの明確なビジョンを示すものであり、多くの人々に希望と勇気を与えることでしょう。