「堅実な守備とボール回しで…」サッカー日本代表、サウジアラビア戦で勝機を見つける
サッカー日本代表は10日、FIFAワールドカップ26アジア最終予選でサウジアラビア代表と対戦する。冨安健洋や伊藤洋輝が怪我で不在の中、9月に引き続き3バックの中央での起用が予想される谷口彰悟は8日、厳しい戦いが予想されるアウェイでのサウジアラビア代表戦に向けて意気込みを語った。
谷口は「かなり厳しい戦いになるという風に覚悟を持ってここに来ています」と述べ、過酷な状況でも自信を持って臨む考えを示した。サウジアラビアでの戦いでも自分たちのスタイルを貫くことが鍵になると強調し、「自分たちのボールの動かし方や狙いは、サウジアラビアの地でもやっていける自信がある。むしろ、ボールを動かし続けることで相手を疲弊させることができれば、自分たちのペースになる」と述べた。
また、谷口は「ミスしたあとに素早くボールを回収する作業や守備の連携が重要」と付け加えた。気候の厳しさや連続したプレーの中でのコミュニケーションの重要性にも触れ、「守備面でのズレが生じれば厳しくなる」と警戒感を示している。試合前の戦術確認や試合中の声掛けを通じて、会場の雰囲気に飲まれずに冷静に戦うことが重要だと語った。