丸山礼、映画初出演で新たな才能を開花!「夏目アラタの結婚」で見せた迫真の演技
お笑いタレントとして活躍してきた丸山礼さんが、驚くべき演技力で観客を魅了しています。日常の”あるある”ネタで人気を集める彼女は、演技の世界に挑戦し、2023年9月6日公開の映画『夏目アラタの結婚』で本格的に映画デビューを果たしました。原作は乃木坂太郎氏、監督は堤幸彦氏という豪華な布陣のもと、丸山さんは重要な役どころを演じ、その演技力で注目を集めています。
彼女が演じるのは、柳楽優弥さん演じる主人公・夏目アラタの先輩であり、彼にとって心の支えとなる児童相談員・桃山香(通称:桃ちゃん)という役。劇中では、黒島結菜さん演じる連続殺人犯の死刑囚・品川真珠と対峙するシーンが見どころです。特に、拘置所のアクリル板越しに真珠と初めて対面する場面では、彼女自身も「すごく緊張した」と語り、黒島さんの鬼気迫る演技に圧倒されたと振り返ります。
黒島さんが演じる真珠は、ツナ缶を主食にするという独特なキャラクター設定の役柄で、丸山さんはその徹底した役作りに感銘を受けたと言います。現場では黒島さんとはほとんど話をしなかったものの、彼女の演技に心を揺さぶられ、台本にない涙を流してしまったほど。監督の堤さんから「涙、出していいですよ」と言われたこのシーンは、感情のピークを迎え、観客の心に深く残るものとなるでしょう。
演技への挑戦と新たなステージ
丸山さんは、高校生の頃からモノマネで注目され、お笑いの道を歩んできましたが、演技の世界でもその才能をいかんなく発揮。自分自身を見つめ直す時間を持ち、30代独身という役柄に自分を重ね合わせた彼女は、今後もさらなる飛躍を期待される存在です。今後の活動にも注目が集まっています。