「踊る大捜査線 THE MOVIE」再放送:9月28日、フジテレビ系で織田裕二主演の名作を再び

「踊る大捜査線 THE MOVIE」再放送:9月28日、フジテレビ系で織田裕二主演の名作を再び

映画『踊る大捜査線 THE MOVIE』9月28日放送

1998年に公開され、日本の映画史に大きな足跡を残した映画『踊る大捜査線 THE MOVIE』が、9月28日(木)夜9時から11時30分にかけて、フジテレビ系で放送される。この放送は、『踊るプロジェクト』の最新作『室井慎次 賽れざる者』と『室井慎次 生き続ける者』の公開を記念して行われる。

あらすじ

主人公の青島俊作(織田裕二)と恩田すみれ(深津絵里)は、通称「空き地署」と呼ばれる湾岸署に勤務する刑事である。ある日の午後、湾岸署の管轄区域内の川で、腹部に刺しゅう用の糸で縫合した手術跡のある水死体が発見される。当初は自殺と見られていたが、解剖の結果、胃袋からテディ・ベアのぬいぐるみが見つかり、事件は猟奇殺人事件へと発展する。

一方、湾岸署内の刑事課では、窃盗事件が続発していた。鑑識課員が証拠写真や指紋を取り、現場検証を行ったため、刑事課のフロアは大騒ぎとなる。その夜、さらに湾岸署を騒然とさせる出来事が起こる。本庁と警察庁を震撼させる無差別テロが勃発し、何機ものヘリコプターや覆面パトカーが湾岸署に集結した。

警視庁は直ちにマスコミ各方面と報道協定を締結し、湾岸署に捜査本部を設置する。しかし、かつてない事件の連続に捜査はきわめて難航し、ついに警察庁は極秘捜査を断念し、報道協定を解除する。事件はついにマスコミを含めた公開捜査へと発展した。単独捜査に乗り出す青島と和久平八郎(いかりや長介)の2人。しかし、そんな彼らに凶悪犯の魔の手が忍び寄る。

犯人は一体誰なのか?そして、青島刑事の運命はいかに?事件の真相をめぐり、湾岸署史上、最悪の3日間が始まる。

スタッフ・キャスト

  • 監督:本広克行
  • 脚本:君塚良一
  • プロデューサー:亀山千広
  • 出演者:織田裕二、柳葉敏郎、深津絵里、水野美紀、いかりや長介、ほか

映画の特徴と影響

『踊る大捜査線 THE MOVIE』は、1998年に公開され、興行収入101.0億円を記録する大ヒット作となった。この映画は、テレビドラマ『踊る大捜査線』のスピンオフ作品として制作され、その人気と成功により、その後のシリーズ化や様々なメディアミックス展開につながった。

映画の特徴は、緻密なストーリーテリングと緊迫感あふれる展開にある。青島俊作を演じる織田裕二の演技は、刑事としてのプロフェッショナリズムと人間味を兼ね備え、観客を引き込む。また、恩田すみれ役の深津絵里や和久平八郎役のいかりや長介など、豪華なキャスト陣がそれぞれの役割を生き生きと演じ、物語に深みを加えている。

本作の成功は、日本の映画産業に大きな影響を与えた。『踊る大捜査線』シリーズは、その後も多くのファンを獲得し、テレビドラマや映画、舞台など、様々な形で展開されている。この映画の放送は、『踊るプロジェクト』の最新作の公開を記念するだけでなく、多くのファンにとって懐かしくも新鮮な体験となることだろう。

結論

9月28日の放送は、『踊る大捜査線 THE MOVIE』の魅力を再び感じることができる貴重な機会となる。緻密なストーリー、緊迫感あふれる展開、そして豪華なキャスト陣の演技が、観客を引き込み、3日間の最悪の出来事を通じて、青島刑事の運命と事件の真相を追う興奮を味わうことができる。ぜひ、この機会に『踊る大捜査線 THE MOVIE』を楽しんでいただきたい。