内田也哉子さんがナレーションを務める「はだしのゲン」特集ドキュメンタリー

内田也哉子さんがナレーションを務める「はだしのゲン」特集ドキュメンタリー

内田也哉子さん、BS12スペシャル「『はだしのゲン』の熱伝導 ~原爆漫画を伝える人々~」でナレーションを担当

俳優の本木雅弘さんの妻でエッセイストの内田也哉子さんが、9月28日午後9時から放送されるBS12 トゥエルビのドキュメンタリー番組「『はだしのゲン』の熱伝導 ~原爆漫画を伝える人々~」でナレーションを担当することが決定しました。この番組は、戦争のリアルを伝える中沢啓治さんの漫画「はだしのゲン」を通じて、戦争と核、平和への思いを伝える人々の活動に焦点を当てています。

内田さんによると、収録後のインタビューで、故・樹木希林さんから「そろそろ自分のまわりの人たち、もっと大きくいえば、社会みたいなものに自分がどう使ってもらえるかを考えた方がいい」という言葉を聞いたことを明かしました。この言葉が、内田さんがナレーションを引き受ける大きな動機となったそうです。

内田さんは、自身が戦争について真剣に向き合う機会が少なかったことを認めつつも、母の樹木希林さんが戦後70年の時に「何かできることはないか」と自問自答していたことを振り返りました。その経験を踏まえて、内田さんは「母のバトンを受け取って、私を使って何かを伝えていきたい」と語り、この番組への参加を決意しました。

「はだしのゲン」は、広島で起きた原爆投下の悲劇を描いた漫画で、多くの人々に戦争の残酷さと平和の重要性を伝える重要な作品として知られています。番組では、この漫画を介して、戦争体験者や平和活動家たちの声を紹介し、現代社会における平和の意義を再考する機会を提供します。

内田さんのナレーションは、その深い感情と優れた表現力で、視聴者に強い印象を与えることでしょう。彼女の参加により、この番組はより一層、戦争のリアルと平和への思いを伝える力強いメッセージとなることが期待されています。

9月28日、BS12 トゥエルビで放送される「『はだしのゲン』の熱伝導 ~原爆漫画を伝える人々~」は、戦争と平和について深く考え、未来へ向けて何ができるかを問い続ける人々の姿を描く、必見のドキュメンタリー番組です。