神田正輝、27年半にわたる『朝だ！ 生です旅サラダ』MCを卒業、視聴者に感謝の言葉

神田正輝、『朝だ！ 生です旅サラダ』27年半の歴史に幕

俳優の神田正輝さんが28日、ABCテレビ・テレビ朝日系『朝だ！ 生です旅サラダ』（土曜午前8時）に出演し、1997年4月から務めてきたMCを最後に引退しました。27年半にわたる長い歴史に幕を下ろすこの日、神田さんは番組の最後まで笑顔で見届け、視聴者に感謝の言葉を贈りました。

番組の冒頭では、1997年の放送開始当時の映像が流れ、神田さんは「今ほんとジジイだから」と自虐的なジョークを交えながらも、懐かしそうに振り返りました。この日は、神田さんと共演する松下奈緒さん、勝俣州和さんの3人が3泊4日のグアム旅行の様子が放送されました。3人は息の合ったトリオとして、自然体で旅を楽しむ様子が映し出されました。スタジオでこの映像を見届けた神田さんは、笑顔を浮かべながら感動を隠せませんでした。

映像内で神田さんは、27年半のMC生活について「面白かった」と振り返り、「名だたるゲストたちとフリートークできたことが幸せだった」と語りました。また、「ゲストが楽しんで帰ってくれたらそれでいい」と、番組を通じて得た喜びと満足感を述べました。

番組の最後には、涙ぐむ松下さんから花束を受け取り、神田さんは「旅サラダをやってきて一生懸命になったことは27年半やってきて1度もないです」と自然体で臨み続けた心境を告白しました。そして、松下さんや勝俣さんに向けて「好きに自分たちの番組を作るように頑張ってください」とメッセージを送りました。

最後まで笑顔を絶やさず、「また来週も見てください。すてきな週末を」と、おなじみのあいさつで番組を締めくくりました。

神田さんは、体のメンテナンスを理由に、昨年11月18日から今年1月20日まで9回連続で番組を欠席していました。1月27日の放送で復帰し、最後まで視聴者に元気な姿を見せていました。

神田正輝さんの27年半にわたる『朝だ！ 生です旅サラダ』での活躍は、多くの視聴者に愛され、その自然体の姿勢と温かい人柄が番組の魅力を引き立てていました。今後も神田さんの活躍に注目が集まりそうです。