ブリーラム・ユナイテッド：2024/25 ACLエリートのブラジル人トリオが注目

2024/25シーズンのAFCチャンピオンズリーグエリート（ACLE）開幕

2024/25シーズンのAFCチャンピオンズリーグエリート（ACLE）が開幕し、アジアのサッカー界に新たな注目が集まっています。近年、キャリアの晩年を迎えたベテラン選手だけでなく、これから最盛期を迎える若手選手もアジアのクラブへ移籍するケースが増え、アジアのサッカーの注目度は急速に高まっています。今回は、ACLE出場クラブの最新市場価値ランキングを紹介します。情報は、情報サイト『transfermarkt』が算出した金額を参照しており、データは2023年9月23日時点のものです。

18位：ブリーラム・ユナイテッド（タイ）

タイの1部リーグで現在3連覇中の絶対王者、ブリーラム・ユナイテッドが18位にランクインしました。監督はオスマール・ロスで、2024年のリーグ戦では7試合を終えて6勝1分、25得点2失点という圧倒的な成績で首位を快走しています。ACLEのリーグステージ初戦では、ヴィッセル神戸と対戦し0-0の引き分けに終わりました。

チームの市場価値

ブリーラム・ユナイテッドの総市場価値は1128万ユーロ（約18億円）です。チームトップの市場価値を持つ選手はFWビッソリで、市場価値は180万ユーロ（約2.8億円）です。

ビッソリの経歴

ビッソリの市場価値が急上昇したのは2021/22シーズンのことです。当時はブラジルのアトレチコ・パラナエンセに所属し、リーグ戦32試合に出場して14得点を挙げました。その活躍により、市場価値は70万ユーロ（約1.1億円）から350万ユーロ（約5.6億円）と5倍の上昇を果たしました。しかし、その後は特出した活躍はできていないため、現在の市場価値まで下がってしまいました。

ブラジル人トリオ

ビッソリだけでなく、FWルーカス・クリスピム（120万ユーロ／約1.9億円）とMFマテウス・バルガス（100万ユーロ／約1.6億円）を加えたブラジル人トリオがチームを引っ張る中心の選手となっています。彼らの活躍が、ブリーラム・ユナイテッドの今後の成績に大きく影響するでしょう。

ブリーラム・ユナイテッドの展望

ブリーラム・ユナイテッドは、タイの1部リーグで3連覇を達成し、ACLEでも注目される存在となっています。今シーズンもリーグ戦で圧倒的な成績を残しており、ACLEでの活躍が期待されています。ブラジル人トリオの活躍がチームの鍵を握るでしょう。彼らのパフォーマンスが、ブリーラム・ユナイテッドのさらなる躍進を支えることになるはずです。