小籔千豊が語る“3人の神”:笑福亭鶴瓶、藤山直美、上沼恵美子との出会いと尊敬
小籔千豊が「モモコのOH!ソレ!み~よ!」で“3人の神”について語る
お笑い芸人の小籔千豊(51)が28日に放送されたカンテレの「モモコのOH!ソレ!み~よ!」に出演し、自身の交遊録を披露。特に、“3人の神”について語り、視聴者を魅了した。
1. 他事務所の神:笑福亭鶴瓶
まず、小籔が挙げたのは「他事務所の神」、笑福亭鶴瓶。芸人になる前から憧れの存在だった鶴瓶さんとは、『鶴瓶・上岡パペポTV』のイベントに何度も参加する機会があり、その魅力を深く感じていたという。現在では、不定期で2人でのトーク番組に出演する機会もあり、「上岡目線で鶴瓶を見ることができる。ほんますごいアトラクションやなと感じる」と語った。
小籔は、鶴瓶さんの芸人としての才能だけでなく、人間性にも敬意を表している。「芸人としても、人間としても凄いなあと感じる。考え方やたたずまいを勉強させてもらっている」と、鶴瓶さんの多面的な魅力を強調した。
2. 舞台の神:藤山直美
次に挙げたのは「舞台の神」、藤山直美。小籔は、吉本新喜劇の座長として台本を書く際、他の舞台を見学していたという。その中で藤山さんの舞台を見た際の衝撃を語った。「2回休憩があって、タバコを吸った時に煙1割、ため息9割出たんです。ものが違いすぎてびっくりしました。バケモンがいた」と、藤山さんの圧倒的な演技力に感動した様子を伝えた。
藤山さんの舞台は、その独特の表現力と深い感情表現で観客を魅了しており、小籔もその魅力に打ちのめされたようだ。
3. オカンに自慢したい神:上沼恵美子
最後に挙げたのは「オカンに自慢したい神」、上沼恵美子。小籔の母親は上沼さんの大ファンだったという。母親が亡くなった後、上沼さんとのラジオ番組がスタートした。「母親の供養のためにやらせていただこうと。僕があの世に行って、母親と会ったら『死んでから親孝しとるな』と言われると思う」と、母親への思いを込めて語った。
ハイヒール・モモコから「(上沼は)ほんまに面白いよね」と言われた際、小籔は「失礼な言い方になるかも分かりませんけど、若い頃にご一緒させてもらいたかったですね。若い時どんなんやったんやろ。今はお金も持ってはって前よりギラギラされてない。余裕ある状態でこれってことは、新人でやる気満々やった上沼さんってどんなんやったんやろう、と」と、上沼さんの若い頃の姿を想像していたことを明かした。
結び
小籔千豊の“3人の神”についての語りは、彼の芸人としての成長と、尊敬する先輩芸人たちへの敬意を深く感じさせるものだった。これらのエピソードは、彼の豊かな経験と人間性を象徴しており、視聴者にとっても非常に興味深い内容となった。