ダルビッシュ有、日米通算203勝で黒田博樹と並び最多タイ記録、パドレスはワイルドカード1位確定
MLB パドレス 5-3 Dバックス (日本時間28日、チェイス・フィールド)
パドレスのダルビッシュ有投手は日本時間28日、敵地でのダイヤモンドバックス戦に今季16試合目となる先発で出場しました。この日は、制球に苦しみながらも3失点にまとめ、今季7勝目を挙げ、日米通算203勝をマーク。この成績により、黒田博樹さんと並び、日本選手史上最多タイの記録を達成しました。
試合後、ダルビッシュ投手は「うれしいです。でも、野茂さんの時と同様、やっぱり数字は同じでも、投手としても人間としてもまだ追いつけないので、数字で追いつけたのはうれしいですけど、まだまだ成長していきたいと思います」と、謙虚な姿勢を示しました。
試合の経緯について、ダルビッシュ投手は「ブルペンがすごく今年一番ぐらい調子が良くて、ちょっと初回(の攻撃)が長かったですし、体が固まっていたところがあったので、その中で速く動こうとしてタイミングが合ってなかった感じがしましたけど、そのあとうまく持ち直して、勝ててよかったです」と振り返りました。
試合は5対3でパドレスが勝利し、ワイルドカード1位が確定しました。ダルビッシュ投手は「自分たちにとっても、ファンの方にとっても、ホームでできるというのは凄く大きいことなので。ホントにうれしいです」と喜びを語りました。また、「自分もいろいろありましたけど。ケガしたりとか、すごく良いピッチングしていたりとか、200勝あったりとか。でも結果的に見て、チームがこうやってプレーオフに行けたってことがすごくよかったと思います」と、チームの成績を評価しました。
ポストシーズンへ向けて、ダルビッシュ投手は「とにかくワイルドカードをしっかり勝てるように。みんなで気を引き締めて頑張っていきたいと思います」と意気込みを語りました。
この勝利により、パドレスはプレーオフ進出を確実なものとし、ファンや選手たちの期待が高まっています。ダルビッシュ投手の活躍は、チームの士気を大いに高め、今後の試合にも大きな影響を与えることでしょう。ポストシーズンでの活躍に注目が集まっています。