西武、90敗目:ロッテに5-1で敗戦、厳しい現状と若手の成長が問われる

西武、90敗目:ロッテに5-1で敗戦、厳しい現状と若手の成長が問われる

西武、90敗目 ロッテに5-1で敗戦

28日、ベルーナドームで行われた西武対ロッテの試合は、西武が1-5で敗れた。この敗戦により、西武は90敗に到達。12球団の中で2017年のヤクルト以来の記録となった。

試合は、プロ初先発を果たしたドラフト2位ルーキーの上田大河が4回まで無失点に抑える好投を見せた。しかし、5回に2番手として登板したボー・タカハシが苦戦。1死一、三塁の場面で、ロッテの佐藤都志也に右越えの先制3ランを浴び、試合の流れが一気にロッテに傾いた。

その後、8回にはロッテが1点を追加。西武はその裏、無死二塁の好機で平沼翔太が右翼への二塁打を放ち1点を返したが、なお無死一、三塁のチャンスを生かすことができなかった。9回にも守備のミスが絡んで追加点を許し、最終的に1-5で敗戦した。

また、この試合で抑えとして活躍し、引退試合となった増田達至は7回に登板。先頭の岡大海に3球目を左前に運ばれたところで降板し、現役生活に幕を下ろした。

西武の90敗到達は、チームの厳しい現状を如実に示している。今後、チームの立て直しと若手の成長が求められる。