巨人ナイン、阿部新監督のもと4年ぶり39度目のセ・リーグ優勝!
巨人ナイン、4年ぶり39度目のセ・リーグ優勝を果たす
28日、マツダスタジアムで行われた巨人対広島戦で、巨人は8-1で勝利し、4年ぶり39度目のセ・リーグ優勝を果たしました。この快挙を成し遂げたのは、就任1年目の阿部慎之助監督(45)です。
試合終了後、グラウンドに現れた阿部監督は、ファンからの大歓声に包まれ、「最高でーす!!」とおなじみのセリフを絶叫し、喜びを爆発させました。しかし、インタビュアーから2度目の絶叫を誘われる質問をされると、「何回も言わせないでもらっていいですか」と冷静なツッコミを入れ、会場を笑いの渦に巻き込みました。
今季の巨人は、菅野智之の復活を皮切りに、投手陣と打撃陣が一体となって勝利を重ねてきました。阿部監督は、「菅野がすごい引っ張ってくれているというのは見えていましたし、それに戸郷だったり、さまざまな投手が切磋琢磨してくれた。その結果だと思います。本当にみんな頑張ってくれたなと思いますし、やってる選手はすごくこのペナントレース苦しかったと思いますし、苦しいチームが勝つというのはこういうことだなと実感できました」と勝因を分析しました。そして、最大の決め手は「チーム力だと思います」と力強く断言しました。
阿部監督は、淡々と質問に答えていたものの、恩師である原辰徳前監督(66)の名前が挙がると、抑えきれない思いがあふれ出ました。名将・原監督からバトンを受け継いだ阿部監督は、「もちろんプレッシャーがありましたし、この場をお借りして、原さんが…」と言葉に詰まり、「指導者に導いていただいて、良かったなと思います。感謝しています」とマイク越しに感謝の言葉を伝えました。
もちろん、巨人の目指すはCS突破、そして日本一です。阿部監督は、「無事、優勝することができて感無量です。今日1日だけは、余韻に浸って、まだまだ先がありますので、それを見据えて、しっかりやっていきたいと思いますので、最後の最後まで熱いご声援、よろしくお願いいたします。本当にありがとうございました!」と熱いあいさつで締めくくり、ファンの声援に応えました。
巨人の選手たちは、阿部監督を中心に全員で万歳三唱を行い、4年ぶりのリーグ優勝を祝いました。この優勝は、チームの団結力と選手たちの努力の結晶であり、今後の日本シリーズに向けて、さらなる高みを目指す巨人の意気込みを示すものとなりました。
阿部監督の就任1年目での快挙は、巨人ファンだけでなく、野球界全体に大きな衝撃を与えています。今後も、巨人の活躍に注目が集まることは間違いありません。