拓大紅陵、粘りの戦いで2年ぶりベスト4進出!若手活躍の秋の高校野球
拓大紅陵、粘りの戦いで2年ぶりベスト4進出
令和6年度第77回秋季千葉県高等学校野球大会:拓大紅陵3ー2日体大柏
◇29日◇準々決勝◇千葉県野球場
拓大紅陵が粘りの戦いで2年ぶりのベスト4に進出した。試合は接戦となり、両チームが互いに譲らず、最後まで緊張感が高まる展開となった。
試合は2回裏、6番の鈴木 聡太外野手(2年)が適時打を放ち、1点を先制。その後、得点が伸び悩む展開が続いたが、5回裏にリリーフの宮澤 和聖投手(1年)が内野安打で1点を追加。6回裏には無死一、三塁のチャンスから内野ゴロの間に1点を追加し、3ー0とリードを広げた。
しかし、日体大柏も8回表に2点を返し、1点差に迫った。この危機的状況で、8回途中からマウンドに登ったエースの中村 怜人投手(2年)が見事にしのぎ、1点差ゲームを制した。中村投手の安定した投球と、チームの守備力が試合の流れを決定づけた。
拓大紅陵は守備面でも徹底的に鍛え上げられており、7回には無死一塁から併殺、8回には長打を防ぐ好捕、9回には併殺でゲームセットと、要所で好守備が光った。特に中村投手の投球と守備の連携が、チームの勝利に大きく貢献した。
この勝利により、拓大紅陵は2年ぶりのベスト4進出を果たし、今後の大会での活躍に期待が高まっている。チームの団結力と、若手選手の活躍が今後の試合でも大きな力となることだろう。