5年半ぶりの大村水面復帰、籾山佳岳が見事な走りでB級勢をリード
大村は5年半ぶりの参戦ながらいきなり好走した籾山佳岳<29日・大村ボート・初日>
29日、大村ボートレース場で開幕したレースで、5年半ぶりに大村水面に参戦した籾山佳岳が見事な走りを見せた。初日から3コースからまくり差しで2着、1着と好発進を果たし、B級勢の中でも最も光る走りを披露した。
大村ボートレース場は、愛知県出身の選手たちにとって縁のある場所であり、初日は愛知勢の活躍が目立った。7人の愛知出身選手全員が舟券に絡む活躍を見せ、特に上田健太は11Rで3コースからまくり差しで勝利を収め、「頑張るなら前節の方が良かったのかな」といたずらっぽく笑った。
しかし、最も注目を集めたのは籾山佳岳だ。後半のレースで3コースからまくり差しで2着、1着と快走し、B級勢の中でも最も光る走りを披露した。彼が使用した32号機は、実戦で非常に良い動きを見せ、「スリットから少し伸びた。特訓ではそうでもなかったんですけど」と語った。実戦の方が良い動きになることは、良機の何よりの証しであり、5年半ぶりの大村水面でもまだ活躍の余地があることを示している。
10Rでは、2枠の塩崎優司、5枠の籾山佳岳、6枠の上田健太と、愛知勢が3人も同乗した。枠番や機力を考慮すると、誰かが2着、3着に絡む可能性は非常に高い。1-256=34という舟券の組み合わせも注目される。
また、11Rの初日メインレースでは、1枠の野中一平がF艇にまくられるという不運に見舞われた。しかし、その分をここで挽回する意気込みを見せ、4-12-126という舟券の組み合わせで再起を図る。
大村ボートレース場での初日は、愛知勢の活躍が目立つ中、特に籾山佳岳の好走が注目を集めている。5年半ぶりの参戦ながら、彼の活躍は今後のレースにも大きな期待を寄せさせている。