岡本和真、大飛球も風に阻まれるも攻守で存在感 巨人敗れる

岡本和真、大飛球も風に阻まれるも攻守で存在感 巨人敗れる

岡本和真、大飛球もホームランならず ヤクルトに敗れる巨人

3回1死一塁の場面で、岡本和真が左前安打を放ち、巨人の攻撃に火をつけた。この試合は、ヤクルトが5対4で巨人に勝利した(29日、神宮球場)。

岡本和真は、9回1死から甘く入った初球のスライダーを強振。左翼席の巨人ファンから歓声が上がったが、向かい風7メートルの影響で、フェンス手前で中堅手のグラブに収まった。岡本は「見てください」とバックスクリーンにたなびく旗を指さし、「最後はね、完璧にホームランいったと思って走ってました」と苦笑いしながら語った。

「28号」は幻となったが、岡本は攻守で存在感を発揮した。3回に左前打を放ち、4試合連続安打をマーク。一塁守備でも7回に鋭いライナーをダイビングキャッチし、守備でも貢献した。「最高だった」ビールかけから一夜明け、疲労を感じさせない動きで若手メンバーを引っ張った。

今季最終戦となる10月2日のDeNA戦(東京D)を残し、岡本の打点は83で、リーグトップの村上に3差の2位。7年連続30本塁打まで残り3本となっている。

岡本和真の活躍は、巨人の今季の成績を象徴している。彼の存在は、チームの中心選手としての役割を果たしており、若手選手たちの成長にも大きな影響を与えている。今後の試合でも、彼の活躍が期待される。