タティスJr.の活躍でパドレスがドジャースに勝利!リーグ優勝決定シリーズ進出に王手
パドレス(第4シード)は8日(日本時間9日)、地元サンディエゴで開催されたナ・リーグ地区シリーズ第3戦でドジャース(第1シード)と接戦の末、6-5で勝利を収めた。これにより、5回戦制のシリーズを2勝1敗とし、リーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。第4戦も9日(同10日)に地元で行われる。
ドジャースの大谷翔平選手(30)は4打数1安打、2三振だった。
パドレスは1点を追う2回、一挙6得点で逆転に成功。フェルナンド・タティスJr.外野手(25)が、相手先発ビューラーの内寄り高め151キロ直球を左翼席に運ぶ2ランホームランで試合を決定づけた。
この日は本拠地ペトコパークでの大一番。全米中継局FS1のヒーローインタビューで球場の雰囲気を聞かれたタティスJr.は「アメージング(驚異的)だ」と2度繰り返し、「この時期、ここにいるのは美しいね。何と言えばいいかな? まだやるべきことはたくさん残っている。とにかく、一歩ずつだ」と、気を引き締めた。
翌9日の第4戦もホーム開催で、勝てばリーグ優勝決定シリーズに進出できる。「それをホームで達成する意味は?」との質問には「そうなれば美しいな。そのために俺たちはここにいるんだからね。だから、ファンのためにこの場所でそうなるよう全力を尽くすよ」と、意気込みを語った。
今シリーズではすでに3本塁打を放ち、ポストシーズン(PS)通算6号を記録。PSデビューから11試合で6本塁打は、ノマー・ガルシアパーラ(元レッドソックス)らに次ぐ歴代5位の記録となった。