畑岡奈紗、ウォルマートNWアーカンソー選手権で久々のトップ10入り、アジアシリーズに期待
畑岡奈紗、久々のトップ10入りを果たす
<ウォルマートNWアーカンソー選手権 最終日◇29日◇ピナクルCC(米アーカンソー州)◇6438ヤード・パー71>
畑岡奈紗が、久々のトップ10入りを果たした。首位と2打差の3位タイからスタートした畑岡は、5バーディ・2ボギーの「68」をマーク。伸ばし合いの展開の中で上位陣にスコアを離され、トータル12アンダー・7位タイで大会を終えた。
大会を中継したWOWOWのインタビューに答えた畑岡は、「やはりビッグスコアは必要だなっていうのは思っていましたし、きょうはなかなかショットが思うようにいかないところもありました。 いまひとつ伸ばしきれなかったのはちょっと残念ですけど、でも3日間通して考えると、まずまず安定したプレーはできたかなと思います」と振り返った。
畑岡は、大会3勝目と2年ぶりの優勝を目指し、2打差の逆転を狙った。「すごくワクワクした気持ちと、少し緊張した感じはあった。久しぶりに優勝の可能性がある位置で回れて楽しかったですし、もう少しのところまで来てるなっていう風には感じている。今自分がやってることを信じて、これからも頑張りたい」と、前向きな姿勢を示した。
6月のダブルス戦「ダウ選手権」以来、今季4度目のトップ10入りを果たした畑岡。優勝には手が届かなかったが、パッティングに手応えを感じている。「あとはコース上でも自信を持ってやっていければ」と、次戦に向けて意気込んだ。
米女子ツアーは今後、アジアシリーズに突入する。「毎年アジアに行くのはツアー回ってる中での一つの楽しみ。今週に得たいい点をもう少し伸ばして、自信を持ってアジアで1勝できるように」と、畑岡は意欲的に語った。
次戦は、10月10日に開幕する「ビュイックLPGA上海」に出場する。畑岡は、アジアシリーズでの活躍に期待を寄せている。「アジアシリーズは、自分にとって特別な意味を持つ大会です。今年も、これまでの経験を活かし、自信を持って挑みたいと思います。特に、パッティングの手応えを活かして、より良い結果を出せるように頑張ります」と、力強いコメントを残した。
畑岡の今後の活躍に注目が集まる。彼女の安定したプレーと、優勝への意欲が、今後の大会でも光ることを期待したい。