安田潤司監督デビュー作「ちょっとの雨ならがまん」40周年記念特集上映開催
10月19日から11月8日まで、東京・K’s cinemaで「安田潤司の映像世界」という特集上映が開催される。この特集は、安田潤司が監督デビューを果たした「ちょっとの雨ならがまん」の公開40周年を記念して行われる。
「ちょっとの雨ならがまん」は、1980年代のジャパニーズハードコア・パンクシーンの黎明期を記録したドキュメンタリーで、当時21歳の安田が監督を務めた。この作品は、劇場やライブハウスを中心に延べ5万人を動員し、大きな反響を呼んだ。
特集上映では、アンダーグラウンドシーンを代表するアーティストたちが出演した「ファー・イースト・ベイビーズ」や、G.I.S.M.を10年にわたって追い続けた「G.I.S.M. Subji & Egos,chopped」(デジタルリマスター化)も上映される。また、東京・立川シネマシティで一夜限定で公開された「烈波壊虐音群突入 911」、鹿児島・桜島の野外音楽フェス「WALK INN FES!」を題材にした「素晴らしき日々も狼狽える」、安田の作品に撮影として参加した大坪草次郎の監督作「aura aurora/オーラ・オーロラ」もラインナップに含まれている。
YouTubeでは特集の予告編が公開されており、10月19日、20日、27日、11月2日、3日にはトークショーも予定されている。