清原果耶、2年ぶり地上波ドラマ主演で新たな挑戦「マイダイアリー」

清原果耶（22）が2年ぶりに地上波連ドラで主演を務めることになり、注目を集めている。10月20日から放送される「マイダイアリー」（朝日放送・テレビ朝日系、日曜夜10時15分）でヒロインを演じる。これは2022年10月期の「霊媒探偵・城塚翡翠」（日本テレビ）以来のドラマ主演となる。

前作「ファイトソング」（2022年1月期、TBS）と「城塚翡翠」が視聴率的に伸びなかったことから、業界内外で厳しい声もあった。しかし、その後は舞台「ジャンヌ・ダルク」や映画などに軸足を移し、演技力を評価する関係者は多い。今回の「マイダイアリー」は、清原の才能を再評価する絶好の機会となるだろう。

「マイダイアリー」は、社会人1年目となった主人公が各話で過去の思い出を振り返る構成で、大学時代の仲間との日常をノスタルジックに描くヒューマンドラマだ。清原の繊細な演技が活きる役柄で、共演者には佐野勇斗、吉川愛、見上愛ら実力派の若手が名を連ねている。脚本は、お茶の水女子大学理学部数学科を中退し、東京芸術大学大学院で脚本を学んだ兵藤るりが担当。彼女の才能が「わたしの一番最悪なともだち」（NHK）で好評を得ており、「マイダイアリー」も期待されている。

また、テレ朝系の「日10」枠は、昨年4月期から始まった挑戦的な枠で、ベテラン脚本家を起用するなど、内容は高く評価されているが、視聴率は3％台で推移している。強力なライバルが揃う日曜夜の時間帯ではあるが、清原は数字的なプレッシャーを感じずに、作品の質で勝負できる環境にある。

清原果耶が、熱いエールに応えられるか、注目が集まっている。