ルノー、2025年をもってF1パワーユニット製造を終了へ

ルノー、2025年をもってF1パワーユニット製造を終了へ

フランスの自動車大手ルノーが、自動車レースF1のパワーユニット製造を2025年シーズン限りで終了することが明らかになった。ルノーは現在、傘下のアルピーヌにF1で唯一パワーユニットを提供している。フランスのビリーシャティヨンにある工場でF1エンジンを生産してきたが、アルピーヌは30日に発表した声明で、25年を最後に製造を中止すると明言した。

今年8月には、同工場の従業員たちがルノーの経営陣に対し、コストを1億2000万ドル(約172億円)から1700万ドルに削減するために、26年からメルセデス製エンジンを購入しようとしていると非難していた。しかし、アルピーヌが今回出した声明では、メルセデスとの交渉について言及していない。