JAFドライバー・オブ・ザ・イヤー2024：角田裕毅、坪井翔、Jujuが候補に！一般投票開始

10月1日、日本自動車連盟（JAF）が2024年のドライバー・オブ・ザ・イヤーの一般投票対象者3名を発表した。JAFは2021年から、その年最もモータースポーツ業界を輝かせた4輪競技の選手を称えるドライバー・オブ・ザ・イヤーの顕彰を開始し、佐藤琢磨、野尻智紀、山野哲也などが受賞している。

今年も有識者（JAFモータースポーツ振興小委員会、メディア関係者）の投票により4名の候補者が選出されたが、1名が選出を辞退したため、一般投票は3名で行われることになった。2024年のドライバー・オブ・ザ・イヤーの候補として選出されたのは、角田裕毅、坪井翔、Jujuの3名だ。

角田裕毅は、今季4シーズン目を迎える日本人唯一のF1ドライバー。レッドブル傘下のRBに所属し、開幕からコンスタントに入賞し、チームメイトを上回るパフォーマンスを発揮している。年間ランキングでもトップ10入りが視野に入っている。最近ではレッドブルへの昇格候補としても名前が挙がり、世界的な知名度と注目度が高く、日本のモータースポーツ界を牽引する存在となっている。

坪井翔は、国内最高峰カテゴリーのスーパーフォーミュラとスーパーGTに名門トムスから参戦している。スーパーフォーミュラでは5戦中3度の表彰台を獲得し、ランキング3位につけている。7月の「第1回瑶子女王杯」では、妻の斎藤愛未と共に夫婦同日優勝を達成し、話題となった。スーパーGTでは昨年に続きポイントリーダーとしてシーズン終盤戦を迎え、2年連続3度目のGT500タイトルに向けて視界良好。29歳という最も実力が発揮できる時期にあり、国内最強ドライバーとの呼び声も高い。

Jujuは、史上最年少の18歳で日本人女性として初めてスーパーフォーミュラに参戦している話題のドライバー。Wシリーズやユーロフォーミュラ・オープンなど、若くして海外の様々なフォーミュラカーカテゴリーで経験を積んでおり、スーパーフォーミュラでも徐々にライバルとの差を縮めつつある。テレビや雑誌などのマスメディアへの露出も多く、新たな形でモータースポーツ界にスポットライトを当てる存在となっている。

一般投票は10月15日（火）から11月10日（日）まで行われ、WebフォームとX（旧Twitter）での投票が予定されている。詳細は後日発表される。投票結果の発表は11月29日（金）に開催されるJAFモータースポーツ表彰式で行われる予定だ。

また、投票者の特典として、JAFモータースポーツ表彰式への招待（抽選対象はJAF会員のみ）、ドライバー・オブ・ザ・イヤー候補者3名のサイン入りグッズのプレゼント（各選手2点ずつ：合計6名）、QUOカード2000円分（30名）が用意されている。