元フジアナ渡邊渚、1年以上のPTSD治療終了と新たなスタートを告白
元フジテレビアナウンサーの渡邊渚さん(27)が1日、インスタグラムを更新し、病名について言及しました。渡邊さんは昨年7月から病気療養中で、8月末にフジテレビを退社していました。
渡邊さんはショートカットの近影をアップし、「長く向き合ってきた病気の専門治療が、予定より少し早く終了しました。やっといろんなことが終わって、ホッとしています」と報告しました。また、「これまで消化器内科・皮膚科・膠原病科など、様々な科にお世話になりました。中でも、長い時間をかけて治療した原因は、【PTSD心的外傷後ストレス障害】を患っていたからです」と告白しました。
PTSDは、生命を脅かされるような出来事によって引き起こされる精神疾患で、フラッシュバックや回避・解離、過覚醒、パニック発作などの症状があります。渡邊さんはこの1年4ヶ月、生きることの苦しさと向き合い、身も心もボロボロになったと振り返りました。
退院後の日常を取り戻すために、少しずつ目標を設定し、日々の小さな成功を積み重ねてきました。先日、PTSDの専門的な治療が終わり、やっと日常生活に不安がなくなり、笑顔で過ごせるようになったと報告しています。
渡邊さんは、「PTSDにならなければ、大好きな仕事を辞めることはありませんでした。失ったものに目を向ければたくさんあって悲しくなるし、心と頭からトラウマを消すことは一生できないけれど、生死と向き合って学んだことがたくさんありました」と述べ、感謝の気持ちを伝えました。
また、「これからは私がパワーを送る番です!私はこれからもずっと、病気と闘ったり、生きづらさを感じたりしている方たちの味方です」と力強いメッセージを送りました。
今後は自分のペースで、幸せを感じながらお仕事できることを願っています。渡邊さんは、「この1年4ヶ月、何事もなければ普通に過ごせていた日常を手放さざるを得なくなり、同世代より少し遠回りしてしまったかもしれないけど、遠回りしたから見えた世界があって、私は生まれ変わっても私になりたいと思えるほど強くなれました」と語り、今後もよろしくお願いいたしますと締めくくっています。
最後に、渡邊さんは「※複雑性ptsdではありません。両親から虐待されたなどの事実もありません。安易な憶測によって家族への誹謗中傷が起きないよう、あえて記します」と注意を促しています。