渡辺詩織と徳永歩、アンダーパーで合宿を制覇!女子最終プロテストへ向けての戦略と心構え
渡辺詩織(25)と徳永歩(18)が、3日間で通算215ストローク、24選手の中で2人だけアンダーパーとなる1アンダーをマークし、トップスコアで合宿を乗り切った。
この合宿は、29日に始まる女子最終プロテストの予行演習として、同じ会場で有資格者を対象に3日間行われた。第1日(2日)の試合後には、ツアー10勝の藤井プロが講義を行い、最終プロテストに向けた選手の悩み相談も実施された。翌日はパター練習場でも質問を受け付け、技術だけでなくメンタル面の指導も活発に行われた。
渡辺は「腰を痛めた時のホテルでのケアの仕方や、ラウンド中やホテルでの過ごし方など、プレー以外での時間の過ごし方などをアドバイスしてもらいました」と語り、徳永は「やっぱり意識が大事。強くなるという思いが大事だと聞かせていただいて、すごく勉強になりました」と目を輝かせ、藤井プロからの学びを振り返った。
最終テストに向けて、渡辺は「大洗はとても難しいコースで、特にグリーン周りと、風が強いのが特長なので、ファイナルもアンダーで回りたいです。合格するのみです」と力強く語った。徳永は「この3日間でコースもしっかり見ることができたので、しっかりマネジメントを組み立てて、スコアを大きく落とさないよう、耐えるゴルフができるように準備していきたいです」と意気込みを語った。