パウラ・バドサ、人種差別騒動で武漢OP棄権:元世界2位テニスプレーヤーの謝罪と反省

パウラ・バドサ、人種差別騒動で武漢OP棄権:元世界2位テニスプレーヤーの謝罪と反省

女子テニスの元世界ランキング2位、パウラ・バドサ(Paula Badosa、スペイン)が、SNSでの投稿が人種差別的な内容であるとして批判を受け、武漢オープン(Wuhan Open 2024)への出場を取りやめた。大会主催者は8日、バドサが胃腸の問題によりシングルス1回戦を棄権すると発表した。

この決定の背景には、バドサが前週北京のレストランで撮影された写真をインスタグラムに投稿したことがあった。写真では、バドサが箸を目の端に当て、中国人の顔をまねているように見える姿が写っており、ユーザーから批判が殺到した。この写真はバドサのコーチが投稿し、反発を受けた後で削除された。

バドサは7日、自身のX(旧ツイッター)で謝罪のメッセージを投稿。「本当にごめんなさい。差別的なことだとは知らなかった自分のミスです」と謝罪し、「責任はすべて自分にある。今回のことを次へ向けた学びにしたい。理解していただければうれしい」と述べている。