【大井競馬】ライアン・クアトロ騎手、3度目の短期免許取得で再び日本へ　目標は20勝と観光

地方競馬全国協会は9日、フランス国籍のライアン・クアトロ騎手（32）に短期免許を交付したと発表した。クアトロ騎手は大井・藤田輝信厩舎に所属し、10月14日から12月6日までの期間で活動する。これは地方競馬での3度目の短期免許取得となる。

クアトロ騎手はフランス生まれで、2009年にフランスで騎手免許を取得。翌年には米国でも免許を取得し、その後、マカオ、シンガポール、カタール、UAE、米国と活動の拠点を移し、国際的に活躍している。2018年にはカタールダービーを制覇した。

地方競馬では、2017年（9月6日～12月5日）に初めて短期免許を取得し、269戦29勝を挙げた。2023年（7月31日～10月30日）には77戦15勝と、高い成績を残している。

クアトロ騎手は「また日本で騎乗できて幸せです。今回は免許期間が短いので、20勝を目標に頑張ります。以前、旅行で来日した時に箱根の温泉に行きました。また行きたいですし、富士山も見たいです」と意気込みを語った。