【MLB】ドジャース vs パドレス:遺恨戦に火を噴くマチャドとA・ロッドの"迷解説" "野球はWWE化"
米大リーグのプレーオフは8日(日本時間9日)、ナ・リーグの地区シリーズ(5回戦制)第3戦が行われ、大谷翔平投手(30)が所属するドジャースは5―6で敗れ、1勝2敗となり、パドレスに王手を許した。
6日(同7日)の第2戦で、パドレスのマニー・マチャド内野手(32)がドジャースのロバーツ監督めがけてボールを投げた疑惑は、依然として鎮火する気配がない。マチャドは6回のドジャースの攻撃前に三塁側のドジャースベンチに向かってスナップスローを放った。ボールはネットに当たり、ロバーツ監督に直撃することはなかったが、ロバーツ監督は「故意に私に投げたなら非常に失礼だ」と怒りをあらわにし、両軍の遺恨はさらに深まった。
FOXスポーツのプレゲームショーに出演した元ヤンキースのアレックス・ロドリゲス氏(49)は、この問題について独自の視点で言及した。MVP3回、本塁打王5回獲得のレジェンドであるロドリゲス氏は、第3戦の前に「これは野球ではなく、WWEだ」と楽しそうに断言した。「それこそがパドレスが望んでいることだ。マニーは素晴らしい子供だ。ヒールであることを楽しんでいる。しかし、それは彼ではなくキャラクターだ。ドジャースはただの善良な男たちで、この狂気に居心地の悪さを感じない。さあ今日のレッスルマニア3だ!」と、ヒールのマチャドとベビーフェースのドジャースによるエンターテインメントだと指摘した。
ロドリゲス氏は現役時代、WWEの元女子プロレスラーのトリー・ウィルソンとの交際が報じられたこともある。プロレスに造詣が深い彼の解説は、男らしい〝迷解説〟だった。