【秋華賞】桜花賞馬vsオークス馬:ステレンボッシュとチェルヴィニアの対決、過去のデータから予想する勝者
桜花賞馬とオークス馬のワンツーフィニッシュは過去に一度しかなく、それは1997年の秋華賞での「メジロドーベル→キョウエイマーチ」の組み合わせだった。今年の秋華賞は、桜花賞馬のステレンボッシュとオークス馬のチェルヴィニアの対決が注目を集めている。両馬の下馬評はほぼ五分で、どちらが勝つか予測が難しい。
過去の秋華賞の成績をみると、桜花賞馬とオークス馬が対戦したのは計11回で、桜花賞馬が8回(秋華賞4勝)、オークス馬が3回(秋華賞3勝)と、桜花賞馬が優勢な傾向が見られる。しかし、両馬が1、2着で決着したのは97年の1回のみで、確率はわずか9%に過ぎない。2頭とも3着以内に入ったのも01年の1着テイエムオーシャンと3着レディパステルの2回だけである。
今年の秋華賞では、ステレンボッシュとチェルヴィニアのどちらを上位に取るかがポイントとなる。桜花賞馬が優勢のデータと、デビューからの6戦全てで連対している安定感を評価して、ステレンボッシュを1着候補とする。一方、チェルヴィニアは桜花賞馬とオークス馬が両立しない傾向に加え、休み明けの桜花賞で大敗したことも気になるため、思い切って除外する。
馬券のフォーメーションは3連単で、1着欄はステレンボッシュの1頭のみ。2着欄にはローズS覇者のクイーンズウォーク、末脚を生かすスタイルを確立したボンドガール、オークスを除くと【4-1-1-1】の成績を残すコガネノソラの3頭。3着欄には2着欄の3頭に加えて、アドマイヤベル、チルカーノ、ミアネーロの3頭をマークする。厳選15点で仕留めたい。