【競馬予想】秋華賞の本命はタガノエルピーダ!血統分析で見つけた勝利のカギ
秋のGⅠシリーズが開幕しました。先週の地方交流GⅠジャパンダートクラシックを的中させることができたことで、調子は上向きです。この流れを維持し、今週の予想でも好結果を残したいと思います。
今週は、3歳牝馬三冠の最終戦、GⅠ秋華賞(10月13日、京都・芝2000m)が開催されます。私は最近、予想の際に血統を重視しており、今回もそのスタイルで検討しました。
まず本命は、タガノエルピーダです。お父さんがキズナという点が魅力的です。秋華賞は京都・芝2000mの内回りコースで行われ、近年、キズナ産駒が好成績を残しています。単勝の回収率も110%を超え、相性が良いと言えます。さらに、母父がキングカメハメハという点も強調材料です。昨年もキンカメ系のドゥラメンテ産駒とルーラーシップ産駒がワンツーフィニッシュを果たし、2020年、2021年も母父がキンカメの馬が勝利しています。タガノエルピーダは、秋華賞に適した血統を持つと言えるでしょう。
春のクラシックでは振るいませんでしたが、牡馬相手のGⅠ朝日杯フューチュリティSで3着、リステッド競走の忘れな草賞を完勝し、能力の高さは確認されています。枠順も3枠4番と絶好で、内枠に先行馬がいないため、ラクにポジションを取れてレースもしやすいはずです。血統を含め、狙いたい要素が揃っているため、期待大です。
対抗は、チェルヴィニアです。ハービンジャー産駒も秋華賞との相性が良く、2017年にはディアドラが勝利し、モズカッチャンが3着。2022年にはナミュールが2着に入り、勝率20%、複勝率60%という高い数字を残しています。チェルヴィニアも母父がキングカメハメハで、京都内回りはスピードや先行力が重要となるため、キンカメの血は強みになると考えています。
GI桜花賞では13着と大敗しましたが、それ以外のレースでは高いパフォーマンスを披露しています。特にGIオークスでは、中団やや後方からの競馬で勝利を収め、決め手があることを証明しています。名手クリストフ・ルメール騎手とのコンビも魅力的です。この中間も順調で、1週前の追い切りでは馬なりでラスト1ハロンを11秒台前半でまとめ、調子の良さが伺えます。勝ち負け必至でしょう。
▲は、クイーンズウォークです。本命タガノエルピーダと同じキズナ産駒で、京都内回りコースは向くと見ています。前走のGIIローズSを快勝し、コンビを組む川田将雅騎手は「まだ目一杯には仕上げていない」と話していました。今回の秋華賞では、さらなる上昇が見込めます。
春の牝馬クラシック2戦では馬券圏内に入れませんでしたが、桜花賞では勝ち馬とコンマ6秒差の8着、オークスでは勝ち馬とコンマ4秒差の4着と奮闘しています。川田騎手と中内田充正厩舎の”黄金コンビ“で、最後の一冠を手にしてもおかしくありません。
△は、ステレンボッシュ、ランスオブクイーン、クリスマスパレードの3頭です。ステレンボッシュは実績最上位で、桜花賞馬の実力は今さら言うまでもありません。ただし、1週前の坂路コースでの調教で少しだけ引っかかって、ラスト1ハロンのタイムに物足りなさを感じたため、評価を下げました。
ランスオブクイーンはオープンクラスでの勝ち鞍はありませんが、オークスでは勝ち馬からコンマ4秒差の5着と健闘しています。母父がマンハッタンカフェという点も魅力的で、種牡馬として京都コースのGⅠウィナーを出しており、舞台適性は高いと考えています。ランスオブクイーン自身も、京都の芝2000mで未勝利クラスを勝っています。
クリスマスパレードは、トライアル・GII紫苑Sを強烈なレコードタイムで勝利しました。開幕週ということもあり、反動が心配されましたが、調教を見る限り、状態は悪くありません。昨年も、マスクトディーヴァが前哨戦のローズSをレコード勝ちして、秋華賞でも2着に来ているため、問題ないでしょう。7枠13番と外目の枠に入りましたが、好スタートから好位置を取れる馬で、持久力を秘めており、馬券圏内に粘り込んでも不思議ではありません。
買い目については、本命のタガノエルピーダを軸とした3連複と、本命・対抗・▲3頭の馬連BOXで予定しています。本命が人気薄のため、好配当が期待できるでしょう。