メッツのアロンソ、逆方向連続本塁打でリーグ優勝へ王手!「反対方向に打てる時は良い兆候」
メッツが9年ぶりのリーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。8日(日本時間9日)、シティフィールドで行われたナ・リーグ地区シリーズ第3戦で、メッツは7-2でフィリーズを破った。
2回、4番のピート・アロンソが右翼へ先制の3号ソロ本塁打を放った。この一発は、大学時代からのライバルである右腕のアーロン・ノラから放たれたもので、アロンソは「猫とネズミのゲーム(追いかけっこ)のような対戦だった。彼は全ての球種で正確な制球力を持っているが、僕はストライクゾーンに来る速球を狙って、大きいエリアに打ち返すことを心がけた」と語った。
公式戦では10.2%しか逆方向への本塁打がないアロンソだが、今ポストシーズンでは3本連続で逆方向への本塁打を記録している。「反対方向に打てる時は、良い兆候だ」とアロンソは自信をのぞかせた。今オフにFA(フリーエージェント)となる主砲が、絶好調モードに入っている。