ドジャース・フリーマン、スタメン外しは戦略の一環 朝食時の監督との会話で真相明かす
ドジャースは9日(日本時間10日)、サンディエゴで行われたパドレスとのナ・リーグ地区シリーズ第4戦で8-0と大勝し、2勝2敗のタイに持ち込んだ。この試合、主砲のフレディ・フリーマン内野手が当初は先発メンバーに名を連ねていたが、試合開始前に急きょ外れた。試合後、フリーマンはこの行動が「駆け引き」だったと明かした。
フリーマンは9月26日(日本時間27日)の試合で右足首を痛め、状態を見ながらの出場が続いていた。この日は「3番・一塁」でスタメン入りが発表されたが、試合開始前にスタメンから外れた。これにより、「5番・三塁」が予定されていたマンシーが一塁に回り、4番の予定だったテオスカー・ヘルナンデスが一つ繰り上がった。
試合後、地元紙「オレンジカウンティ・レジスター」のドジャース担当記者ビル・プランケットはXで、「ドジャースのフレディ・フリーマンは最初のラインナップに自身の名前を載せたのは『駆け引き』だったと明かした。朝食時にデーブ・ロバーツと話し、彼は出場しないことになっていた。足首の状態は同じで、2連戦で無理をしたくなかった」と報じた。
シリーズは11日(日本時間12日)にドジャースタジアムで最終第5戦を迎える。勝ったチームがメッツとのリーグ優勝決定シリーズに進出する。フリーマンの出場可否も大きな注目を集めそうだ。