「勝利への鍵はチャンス活用」サウジアラビア・マンチーニ監督の戦略と日本戦への警戒
サウジアラビア代表は、現地10月10日に開催される北中米ワールドカップ・アジア最終予選の第3節で日本代表と対戦する。ロベルト・マンチーニ監督が率いるサウジアラビアは、9月に行われた第1節のインドネシア戦で1-1のドロー、続く中国戦では2-1で逆転勝利を収めたが、2戦とも苦戦を強いられた。今回の日本戦はグループ首位浮上を懸けた重要なゲームとなる。
マンチーニ監督は、試合前の記者会見で「この試合は我々にとって難しいものになるだろう。得られるチャンスを活かさなければならない」と語り、選手たちに気を引き締めるよう指示した。
また、近年、サウジアラビアリーグにはクリスティアーノ・ロナウドやネイマールなど多くのスター選手が参戦していることについて質問されると、「この国には外国籍の選手たちがたくさんいる。サウジアラビアの選手たちの60パーセントは所属クラブで出場する機会を失っている。これは我々が抱えている問題だ」と回答。代表チームのコンディション面での課題を指摘した。
結果次第では解任の可能性も囁かれる中、マンチーニ監督は日本相手にどのような采配を見せるのか、注目が集まっている。