三谷幸喜が絶賛!坂東彌十郎、大河ドラマで大ブレイク「巨悪を演じる稀有な俳優」時代の到来を予見
脚本家の三谷幸喜氏が10日、フジテレビ系「ぽかぽか」にVTR出演し、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の十三人」で抜てきした歌舞伎俳優の坂東彌十郎に最大級の賛辞を送った。
彌十郎は2022年の「鎌倉殿の十三人」で主人公・北条義時(小栗旬)の父・北条時政を怪演し、大ブレーク。その後、「クロサギ」や「VIVANT」など連続ドラマに引っ張りだことなっている。
三谷氏は、彌十郎のブレークについて、「『鎌倉殿の十三人』がオンエアされる前に、僕と小栗旬さんは『これが始まったら絶対、彌十郎の時代が来るね』って話したのを覚えている。その通りになったな」と、大河が始まる前からブレークを確信していたことを告白した。
現在公開中の三谷氏の監督作「スオミの話をしよう」にも出演している彌十郎について、三谷氏は「大物政治家や貫禄のある役を演じられる俳優が少なくなってきている中、現代社会の巨悪を演じられるすごく稀有な俳優さんのような気がしています」とべた褒め。これに対し、彌十郎は「何、言われるかドキドキしてた」と言いつつも恐縮していた。