「大谷翔平のアドレナリンフルスパート」地区シリーズで見せた驚異の走塁、ファンを熱狂させるハッスルプレー
大谷翔平投手が地区シリーズ第4戦のパドレス戦に「1番・DH」で先発出場し、4回に見せた大激走が大きな注目を集めている。
ドジャースが5点をリードしていた4回表、1死走者なしの場面で大谷は四球で出塁。続くベッツ外野手のセンターフライの間に、一塁から二塁へのタッチアップを敢行。レギュラーシーズンでは珍しいプレーで、ドジャースファンは大盛り上がりとなった。
その後、T.ヘルナンデス外野手が内角のスライダーを引っ張り、打球は三塁線スレスレを通過してフェアに。大谷も二塁から生還するかと思われたが、打球が三塁手のマチャド内野手を通過した直後、三塁塁審の腕に直撃し、ボールが審判の近くにこぼれた。マチャドがすぐにボールを捕球し、ホームへ送球。三塁ベースを回っていた大谷はこのプレーを見ることなくホームへと走り、結果的にタッチアウトとなってしまった。
残念ながらアウトになったものの、大谷のハッスルプレーにファンは「アドレナリン出てるんやろな」「審判に当たってなかったら抜けてたもんな」「これが大谷さんではある」と、打球の不運を嘆きつつも、大谷の全力プレーに満足するコメントがSNS上にあふれ返った。