中東の緊張高まる中、イランvsカタール戦がUAEで開催へ：アジア最終予選の舞台移転

中東情勢が緊迫化する中、イランとイスラエルの対立が深刻化しており、報復の連鎖が懸念されている。これを受け、アジアサッカー連盟（AFC）は、15日にイラン・マシュハドで開催予定だった2026年北中米W杯アジア最終予選A組第4節「イラン代表vsカタール代表」を第三国で開催することをイランサッカー連盟（FFIRI）に命じた。

当初、FFIRIはウズベキスタンのタシケント市内の「ブニョドコル・スタジアム」で試合を開催することを検討していたが、現在はUAEのドバイを中立地として調整が進んでいる。

イラン代表のアルデシル・アミール・ガレノエイ監督は、第3節のウズベキスタン代表戦に先立って前日会見で、「我が国は世界で最も安全な国だ。不公平な決定が下されている」と不満を表明した。

イランとイスラエルの対立が続く限り、イラン代表は国内でホームゲームを開催できない状況が続くと見られる。