日向坂46・上村ひなのが『嘘解きレトリック』でフジ&月9ドラマ初出演 昭和初期の女中役で新鮮な演技
鈴鹿央士と松本穂香が主演を務めるドラマ『嘘解きレトリック』の第2話が14日に放送される。このドラマは『別冊花とゆめ』(白泉社)で連載されていた都戸利津氏の同名コミックを原作に実写化された作品で、やたら鋭い観察眼を持つ借金まみれの貧乏探偵・祝左右馬(鈴鹿)と、ウソを聞き分ける不思議な能力者・浦部鹿乃子(松本)が、難事件を解決していくレトロモダン路地裏探偵活劇だ。
第2話では、左右馬と鹿乃子が藤島邸に向かう。藤島家は豪華な屋敷を構えており、左右馬と鹿乃子は事務所の大家から依頼を受け、届け物を届けるために訪れる。藤島家の令嬢・千代(片山友希)を中心に不可解な事件が発生し、上村ひなのが演じる女中もその事件に巻き込まれる。
上村は、このドラマが自身のフジテレビドラマと“月9”初出演となる。「フジテレビの歴史ある月9枠のドラマへの初出演、大変うれしく思います」と喜びを語り、「昭和初期の女中さんという新鮮なスタイルで撮影に臨みました」と振り返った。また、「主人公のお2人を中心に藤島邸で一体どのような物語が繰り広げられるのか、その世界感にぐっと引き込まれてしまうようなさまざまな展開に注目して見ていただければ幸いです!」と呼びかけている。
第2話では、藤島家の夫人・雪乃(櫻井淳子)が左右馬と鹿乃子を優しく迎える。そこに千代が現れ、探偵小説にハマっている彼女は2人の姿を見て「貧乏人だ」と悪気なく決めつけ、雪乃にたしなめられる。その後、藤島家の運転手・耕吉(宮崎秋人)が千代の履き物を持って現れ、千代は1人で芝居を見に行こうとするが、雪乃に耕吉に車で送ってもらうよう厳命される。
千代が出かけると、雪乃は探偵の左右馬に頼み事があると告げる。左右馬が頷くと、当主の幸弘(杉本哲太)が姿を現す。幸弘は「玄関先に放り込まれていた」と手紙を見せる。手紙には“藤島幸弘、恨ミハ、忘レナイ”と書かれていた。幸弘が対処に悩んでいると、女中(上村)が新たな手紙を持って飛び込んで来る。手紙には“千代を預かったので返して欲しければ金を用意しろ”と書かれてあり、事件が幕を開ける。