月9ドラマ「海のはじまり」最終話:三浦透子の声が彩る感動の結末

月9ドラマ「海のはじまり」最終話:三浦透子の声が彩る感動の結末

月9ドラマ「海のはじまり」最終話放送決定、タイトルコールを担当していたのは三浦透子

9月23日(月)に、毎週月曜夜9:00-9:54にフジテレビ系およびFOD・TVerで放送されている月9ドラマ「海のはじまり」の最終話が放送されます。この度、予告動画のタイトルコールの声を担当していたのが、若手実力派女優の三浦透子であることが明らかになりました。

親子の愛を通して描かれる“家族”の物語

「海のはじまり」は、人はいつどのように“父”になり、いつどのように“母”となるのかを描いた作品です。主人公の夏(目黒蓮)は、自分の子どもが7年間生きていることさえ知らなかった人物。突然、海(泉谷星奈)という少女が現れ、夏の人生が大きく変化します。また、亡くなった水季(古川琴音)と海との間の母と子の関係も丁寧に描かれ、登場する人物たちの中にある“親と子”の間に生まれる感情をリアルに紡いでいきます。

名を伏せて全話のタイトルコールを担当

予告動画の最後にある「海のはじまり」のタイトルコールを担当していたのは、数々の受賞歴を誇る若手実力派女優の三浦透子。第1話から最終話まで、名を伏せてタイトルコールを読み上げていました。シリアスな題材を扱う本作で、三浦の柔らかく、ぬくもりを感じさせる声が作品に“体温”を与えていました。

村瀬健プロデューサーは、起用にあたって次のようにコメントしています。「このドラマを作るにあたり、どんな声でこのタイトルを読んでもらったらこの作品の世界観に合うかを考えていたとき、僕の頭に最初に浮かんだのが三浦さんの声でした。このドラマの世界を声で表現するとしたら三浦さんの声なんじゃないかな、と直感的に思ったのです。」

三浦透子の経歴と実力

三浦透子は、2021年公開の映画「ドライブ・マイ・カー」で演じた寡黙な運転手役で、「第45回日本アカデミー賞」新人俳優賞、「第95回キネマ旬報ベスト・テン」助演女優賞、「第64回ブルーリボン賞」助演女優賞などを受賞し、若手実力派女優として注目を集めています。また、新海誠監督作品「天気の子」(2019年)の主題歌のボーカルに抜てきされ、天性の歌声で観客を魅了しました。「第70回NHK紅白歌合戦」(2019年、NHK総合)にも出演し、その名を全国区へと広めました。

村瀬健プロデューサーのコメント

村瀬健プロデューサーは、三浦透子の起用について以下のように語っています。「この世には、ごくまれに“言ってみるもんだな”ということがあります。その最たるものを体験してしまいました。まさか、三浦透子さんにドラマのタイトルコールをしていただけるなんて思ってもいませんでした。このドラマを作るにあたり、どんな声でこのタイトルを読んでもらったらこの作品の世界観に合うかを考えていたとき、僕の頭に最初に浮かんだのが三浦さんの声でした。僕は、三浦さんのお芝居ももちろん大好きなのですが、同じくらい歌い手さんとしての三浦さんも大好きで、三浦さんの音楽をよく聴かせていただいていました。優しくて、柔らかくて、あったかくて。しかも、遠い場所ではなく、なんというか、いま自分がいるその場所で歌ってくれているような、そんな気持ちになる三浦さんの歌声が大好きで。このドラマの世界を声で表現するとしたら三浦さんの声なんじゃないかな、と直感的に思ったのです。でも、これまでにご一緒したこと、どころか、一度もお会いしたこともありません。こんなオファーを受けていただけるわけがないと思ったのですが、まさかの快諾をいただけて、驚くやらうれしいやらで、“あぁ言ってみるもんだな”と思ったのでした。実は、初回のPRスポットからずっと三浦さんのタイトルコールを使わせていただいておりました。“誰の声なんだろう?”と思っていた方も多いのではないでしょうか。おそらく、皆さんがこのドラマから感じてきてくださった、このドラマの世界を構成する成分の中には、意識しないまま聞いていた三浦さんの声によるところも少なくなかったのではないかと思います。今、SNSやウェブ上で流れている最終話予告では、いつものタイトルコールだけでなく、“最終話”という言葉も言っていただいています。三浦さんの声に導かれる最終話がどこに辿り着くのか、今夜9時からの放送をぜひ見届けていただければと思います。」

「海のはじまり」は、親子の愛と家族の絆を丁寧に描いた感動のドラマです。最終話では、夏と海の関係がどのように結ばれるのか、そして、三浦透子の声がどのように作品を彩るのか、ぜひご期待ください。