「イケおじ」を目指す宮迫博之、地上波復帰番組の現実…スポンサーは育毛剤会社
元雨上がり決死隊の宮迫博之(54)が10月7日深夜にテレビ埼玉で放送された「Beauty Man~宮迫博之イケおじ宣言~」に出演し、地上波テレビへの復帰を果たした。番組では、宮迫がフィットネスや美容体験を通じて「イケおじ」を目指す内容が紹介された。
番組冒頭、宮迫はスタッフから放送が決まったことを告げられ、驚きつつも喜びを表した。また、元相方の蛍原徹(56)にもこの件を伝えるつもりだと述べた。
この番組は「完パケ」、つまり完全持ち込み企画で、テレビ埼玉は場所代とも言える電波料を受けて放送している。制作費は1クール13本で1本あたり200万円、電波料100万円、総額4000万円程度と推測される。
番組のエンディングには、制作協力の「サムライパートナーズ」と制作著作の「BACKS,」の名前がクレジットされた。サムライパートナーズは、宮迫の盟友であるYouTuberのヒカル(33)のマネージャーが取締役を務める会社である。
放送中、1度もCMが流れなかった。番組終了後に「この番組は『REDEN』の提供でお送りしました」とアナウンスされた。REDENは男性用育毛剤の商品名で、宮迫はこの育毛剤のネットCMにも出演している。
番組の内容については、宮迫が5年ぶりの地上波復帰を喜んでおり、愛想よく笑顔を振りまいたが、特に面白い発言はなかった。一方、トレーナーのバズーカ岡田(44)は日本体育大学の教授で、柔道全日本男子チーム体力強化部門長も務めたガチのトレーナー。宮迫の筋トレサボりを鋭く指摘し、筋トレの重要性を説いた。
現在、身長168センチ、体重69.8キロ、体脂肪率22.5%の宮迫は、10年以上前にテレビ番組の企画で達成した体重62.5キロ、体脂肪率14.2%を目標に設定した。バズーカ先生は、この目標を達成することで精神も鍛えられ、新たな挑戦が人間を楽しませるという点を強調した。
テレビ埼玉の深夜1時半からの放送で、現在はTVerでも見ることができない。テレ玉の放送はケーブルテレビに加入しているか高性能のアンテナがないと東京では見ることができない。宮迫のYouTubeチャンネルで番組が公開されたが、視聴者は増えず、大きな話題にはなっていない。この状況では、キー局への復帰は難しいと見られている。