劇場アニメ『がんばっていきまっしょい』、“僕青”主題歌MV公開　田中麗奈ら著名人絶賛コメント多数到着

劇場アニメ『がんばっていきまっしょい』が10月25日（金）に公開される。この作品は、傑作青春小説『がんばっていきまっしょい』（敷村良子）を原作に、ボート部に青春をかけた女子高校生たちの成長や心の揺らぎを瑞々しく描いたもの。1998年に田中麗奈主演で実写映画化されロングランヒットを遂げ、2005年には鈴木杏、錦戸亮主演でドラマ化され、日本中に共感と感動を呼んだ。

今回の劇場アニメーションは、設定を現代に変え、瑞々しく眩しい映像で描かれている。監督は『あした世界が終わるとしても』で注目を浴びた櫻木優平。脚本は『五等分の花嫁』の大知慶一郎、キャラクターデザインは『ラブライブ！』の西田亜沙子が担当。ボート部のメンバーは雨宮天、伊藤未来、高橋李依、鬼頭明里、長谷川育美が演じ、竹達彩奈、三森すずこ、内田彩、江口拓也も魅力的なキャラクターを演じている。

主題歌はアイドル・グループ“僕が見たかった青空”（通称: 僕青）が担当し、新曲「空色の水しぶき」のスペシャル・ムービーが公開された。このスペシャル・ムービーでは、悦子や幼なじみのヒメ、ダッコ、イモッチらが日々ボートと向き合い練習を重ね、奮闘する姿が描かれている。悦子たちの“負けたくない”という思いとともに、輝く海へ漕ぎだしていくボートの映像が印象的だ。

また、6月フランスで開催された世界最大規模のアニメーション映画祭〈アヌシー国際アニメーション映画祭2024〉の非コンペ部門「アヌシー・プレゼンツ部門」に出品され、すでに世界から称賛の声を浴びている。

映画版の主演を務めた田中麗奈や、映画版、ドラマ版の出演者をはじめとする幅広いジャンルの著名人からも絶賛のコメントが寄せられている。田中麗奈は、「スクリーンに映る悦ネエの姿に心を奪われ、作品に没頭することができた」と語り、鈴木杏は「あの頃の眩しい日々が蘇り、感謝と感動で胸がいっぱいになった」と述べている。

『がんばっていきまっしょい』は、圧倒的な映像美と青春を感じられる作品で、悦子たちの奮闘する姿と“僕が見たかった青空”による主題歌が見る者すべての胸を熱くする青春アニメーション映画として注目を集めている。