ジュード・ロウがFBI捜査官役でネオナチ集団に立ち向かう『The Order』予告編公開
映画『The Order』では、ジュード・ロウがFBI捜査官として、ネオナチのテロリスト集団を追跡する。この集団は、米国政府に対する武装蜂起の資金を調達するために、一連の銀行強盗や自動車強盗を実行している。
この作品は1980年代のワシントン州で実際に起きた事件を基にしており、公開された予告編では、ロウが演じるエージェント・テリー・ハスクが登場する。ハスクは、これらの強盗が単なる小悪党の仕業ではなく、政府をひっくり返すための人種戦争を引き起こそうとする国内のテロリスト集団によるものだと確信している。
予告編では、白人至上主義者たちが新しいメンバーを勧誘し、訓練し、資金を集め、敵を殺し、テロ攻撃を仕掛ける様子が描かれている。最終的に、ハスクの捜査は、ニコラス・ホルトが演じる熱狂的な人種差別主義者ボブ・マシューズに行き着く。マシューズは「The Order」というテロ集団のリーダーだった。
「君はここ出身じゃないな?」と、疲れた表情のマシューズがトラックの運転席からハスクに尋ね、「俺を追っているのか?」と冷静に返すシーンも含まれている。ハスクは、マシューズのライフルが向けられる中、ネオナチの陰謀を解明しようと奮闘するが、追跡の結果、血にまみれた爆発や暴力の跡を残しただけだった。
『The Order』は、ケビン・フリンとゲイリー・ゲアハートによる1989年のノンフィクション書籍『The Silent Brotherhood: The Chilling Inside Story of America’s Violent, Anti-Government Militia Movement』にインスパイアされている。映画は北米で12月6日に公開予定となっている。