「10月の野球の男」キケ・ヘルナンデス、先制HRでドジャースのムードを盛り上げる!
MLBロサンゼルス・ドジャースは現地10月11日、本拠地サンディエゴ・パドレスとのナ・リーグ地区シリーズ第5戦を戦っている。この試合でドジャースは、チームのムードメーカーであるキケ・ヘルナンデスの貴重な先制点を奪った。
試合はパドレスの先発ダルビッシュ有の前に、初回に大谷翔平とムーキー・ベッツが凡退。フレディ・フリーマンがヒットで出塁したが、テオスカー・ヘルナンデスがファーストフライに倒れた。
2回にはマックス・マンシーが四球で出塁し、チャンスを広げたかったが、ウィル・スミスがサードゴロでダブルプレーとなり、2死走者なしとなった。しかし、キケ・ヘルナンデスが初球を振り抜き、ソロホームランを放ち先制点を奪った。この先制打に大谷もベンチで叫び、感情を表した。
キケ・ヘルナンデスは、怪我で欠場しているミゲル・ロハスに代わり先発出場。現地9日の第4戦では4打数2安打の活躍で勝利に貢献し、今回は負けたらシーズン終了の重要な一戦で、デーブ・ロバーツ監督の期待に見事に応えた。
米メディア『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者はXで、「10月の野球のために生まれてきた男たちがいる。キケ・エルナンデスもその一人だ」と称賛。「彼はこのホームランを時速109.2マイル、飛距離は428フィートで打った」と詳報した。
試合は5回途中で1-0となっている。