《高知の娘》広末涼子、地元からの熱い応援と復帰への期待
女優の広末涼子(44)が、昨年6月に有名シェフ・鳥羽周作氏(46)とのW不倫騒動が報じられて以来、露出が激減している。業界内では「地上波復帰は難しい」とささやかれているが、地元・高知県では広末を熱く応援し続けている。
高知新聞は、不倫報道が出た直後の2023年6月末に、「『らんまん』で好演 広末涼子さんは『よさこい』大スキ! スターの踊りをもう一度」と題したウェブ限定記事を公開。広末が過去によさこい祭りに参加した様子を伝えた。記事では、「どんな時でも見守っていきたいと思う高知県民は少なくないでしょう」と地元の声を紹介し、「いつかもんてきいや~(いつの日か戻ってきてね)」とラブコールを送った。
さらに今年8月末には、高知新聞の120周年を記念した「時代の旅人」シリーズの一環として、広末へのロングインタビューが掲載された。このインタビューでは、広末が少女時代の思い出から今後の展望まで、幅広く語っている。
高知新聞の担当者は、広末を応援し続ける理由について次のように語る。「地元出身で活躍されている才能のある方なので、引き続き応援できるところは応援したいと思っています。読者の反応もまちまちで、『よく取り上げてくれた』という方から『なんであんなスキャンダルを起こしたタレントを扱うんだ』という声もありますが、応援する人は多いと思います」。
また、来年2月に開催される「高知龍馬マラソン2025」で広末が大会ゲストを務めることが発表され、話題となった。「高知県は、ひとつの大家族やき」というスローガンの「高知家おもてなしキャンペーン」でも広末がイメージキャラクターを務めたことがある。「高知県の娘」として、子供を見守るような感覚で捉えている年配の方も多いという。
地元の人々は、「ひやひやすることもあるかもしれませんが、これからもずっと見守っていこうという思いがあると思います。広末さんは商店街の娘さんで、よさこい祭りでもずっと踊っていました。高校時代から活躍する姿を見てきたので、身近な存在です。東京の方とは違う目線で見ていると思います」。
高知県民は、「はちきん娘」(注:土佐弁で気が強い女性を指す)が再び大活躍する日を楽しみに待っている。