清原和博が語る、藤川球児のストレートで心を折られた瞬間…巨人の4番としての苦悩

清原和博が語る、藤川球児のストレートで心を折られた瞬間…巨人の4番としての苦悩

清原和博さんが11日に「Tver」で配信された「すぽると!on Tver」に出演し、対戦した投手の中で特に印象に残った3人を挙げた。その中で、清原さんは「ハマの大魔神」佐々木主浩とメジャーリーグでも活躍した野茂英雄を挙げた後、最後に「藤川くん」として阪神などで活躍した藤川球児の名前を挙げた。

清原さんは、巨人時代に藤川投手と対戦した際、藤川投手の「火の玉ストレート」に手が出なかったと振り返った。「ストレート一本で全くバットに当たらなかった。速球派に強い自負があったけど、あそこで心を折られたのかなぁという感じがしますね。巨人で4番を張ってましたから。暴言を吐いたりして、そこから藤川投手とのバトルが始まったりして。本当にすごかったです」と回想した。

清原さんは、藤川投手のストレートについて「152、3キロ」の速球を打てなかった理由を説明した。「投げた瞬間はいけると思うけど、バットを振ると(ボールが)上を通ってる。明らかにボールの下を振ってしまう」と、速度だけでは測れない威力があったと語った。「かすりもしない。どんどん自分のメンタルが追い込まれる形になる。100%ストレートでも打てなかった」と、藤川投手の投球の難しさを強調した。