「ルーティンを重視」メッツの千賀滉大がドジャース戦第1戦の先発に選ばれる理由
ニューヨーク・メッツは、現地10月13日から始まるナ・リーグチャンピオンシップ・シリーズでロサンゼルス・ドジャースと対戦する。重要な一戦に先がけ、メッツは第1戦の先発投手に千賀滉大を指名した。フィラデルフィア・フィリーズとの地区シリーズ初戦で、約2か月ぶりに復帰を果たした左腕が初戦を託された。
米紙『Daily Record』によれば、メッツのカルロス・メンドーサ監督は、先発に千賀を選んだ理由を次のように説明している。
「選手たちの体力的な状態、イニング数、追加登板が必要な選手、普段通りのルーティンを続けたい選手などを考慮し、成功するためのベストな配置をしたかった。千賀もそうだ。彼のルーティンにできるだけ近づけたいと思った」
地区シリーズを制し、中3日で行なわれるドジャース戦に向けて、メンドーサ監督は次のように語っている。
「この2週間、多くの移動で経験したことは大きかった。特に先発ローテーションだけでなく、ブルペン陣にとっても、アウェーでこれだけの試合を戦ったことが、この2、3日のオフには良い影響を与えた」
大谷翔平を擁するドジャースを倒し、悲願のワールドシリーズ出場を果たせるか。